佐々木朗希選手のメジャー移籍について考える

baseball player playing in baseball stadiumエンタメ
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どうも~サマビーです。
今日は2024年11月10日(日)。

昨晩、ロッテが佐々木朗希選手のメジャー移籍を容認したとのニュースが流れました。

向こうのメジャーリーグ関連メディアは、盛り上がっていることでしょう。

佐々木選手については、近年に不穏な動きもあり、色々な憶測が飛び交っていましたよね。

大事に育ててきたように見えるロッテとしては、メリットが少ないことで、ちょっとモヤモヤ…という感じがしますが、

今日は個人的な見解を書いてみます!

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やっぱりロッテはかわいそう…

世間の反応を簡単にまとめてしまうと、だいたい以下の感じだと思います。

<反佐々木派>
球団が大切に育ててくれたのに、見返りも与えず、ワガママを言っている。
    ↓
 この「見返り」の内容としては…
 ①チームを優勝させる。
 ②もしくは、かなり勝利への貢献(ローテーションを守るを含む)。
 ③経済的な貢献。

<佐々木擁護派>
投手の肩やひじは消耗品行けるときにいったほうがよい。
②球団と「早期にポスティングを認める」約束があったのでは?
③震災で父などの身内を亡くした経験をもち、いつ何が起こるかわからないと感じているのでは。

…という感じでしょうか。

反佐々木派の意見、上記①の「チームを優勝させる」という見返りについては、ちょっと厳しい意見だとは思います。

そりゃ、まーくんであったり、大谷や山本は優勝させてからメジャーに行きましたけど、1人の力でどうにかなるものでもないですからね。

とはいえ、②勝利への貢献(せめてローテーションを守ってから行けよ)、という意見はわかるかな。

そりゃ、故障していたのならば、しょうがないんですけどね。

優勝うんぬんではなくても、必死にチームに貢献しようという姿勢がイマイチ見えなかった(ように感じる人が多い)…ということも反佐々木派の印象ではないでしょうか。

かと言って、エンゼルス時代の大谷君のように無茶すると、故障しかねないからね~。

やはりアスリートの身体は消耗品なので、周囲が「とにかく身を粉にして働け」というのも…厳しいような…

正直ちょっとわかるような…苦笑

その上で、このタイミングでのメジャー移籍は、球団への③経済的な貢献も放棄してしまうので…

やっぱりロッテは少しかわいそうかなと。

詳しい説明は省きますが、あと2年我慢してくれれば、球団は佐々木選手を失う代わりに、多額の金銭が振り込まれたからね。

ただ、こういった意見についても、入団当時に球団側と本人側との間で、どういう話(契約)があったのかによります。

「本人が希望すれば、早期での移籍を容認する」という話(契約)になっていたのであれば、そりゃしょうがない。

この場合、別にロッテはかわいそうじゃないと思う。

それでも良しとして入団させたんですから。

ちなみに、ロッテはそのような密約はなかったと否定しています。

だとしたら、なぜ容認する(ゴネ勝ちの前例となる)という意見もあります。

本当にちゃんとした密約がなかったとしても、もしふわっとした口約束のような形があったのであれば、お互いにマズかったのでしょう。

別にロッテがそうだったとかではなく想像できちゃったりする。

組織としてではなく、直接やり取りをする担当者等がふわっと良いことを言ってしまったりして…

後で「話が違う」と揉めるパターン…苦笑

もしくは、組織側も認識しながら「ふわっ」とさせたままにしておいて、何とかなるだろ…と考えちゃってるケースとか…。

私の勤め先や業界が、いい加減すぎるんですかね…笑

そんなこんなで、互いにどんな事情があったのかはわかりませんが…

結論として、ロッテは、大人の対応をしたのかなと(早期容認の話があれば別。約束なので)。

もし何の話があったわけでは、佐々木選手が我を通し始めたのであれば…

大谷翔平が「50-50」を達成した際の対戦相手、マーリンズ監督の言葉を借りまして…

野球のカルマ的に悪いことなのかもしれません。

もちろん、本人の意思を尊重してあげたい…という気持ちもヤマヤマですし、

だからこそ、ロッテも容認したともいえるんでしょうけどね。

成功するか否か

次に、佐々木選手がメジャーで成功するか否かの話。

私はしばらく日本のプロ野球を見ていません。

具体的には、野茂英雄がメジャーに行った時から、メジャーリーグしか見なくなりました

ですので、上で偉そうに語りましたが、佐々木選手のことも詳しくないです…苦笑

ただ、割と長くメジャーリーグは見てきた人間の予想です。

まず、そもそもメジャーリーグの労使協定において、25歳未満の海外選手は、契約金や年俸などが制限され、マイナー契約しか結べません。

いわゆる「25歳ルール」です。

現在の佐々木選手は23歳なので、まずはマイナー契約となります。

で、マイナーからスタートすることになりますが、それ自体は何の問題もないと思います。

メジャーに上がれないかも…というレベルの選手ではないですからね。

だからこそ、みんな騒いでるんでしょ。

所属することになる球団の考え方によりますが、まずはじっくり育てるか…

というスタンスでなければ、すぐにメジャーに上がるでしょう。

もちろん、1~2年はじっくり育てるか…という方針とする可能性も大いにあります。

多くの方が言ってるとおり、日本ですらローテーションを守った年がない以上、メジャーでは無理だと思います。

そしてきっと、そのほうが良いと思います。

今の状態のままメジャーの環境に入っていけば、具体的には、すぐにメジャーに上がって、先発ローテーションに組み込まれるようなことがあれば…

かなりの高確率、そして、1年目とかの早い段階で故障すると思います。

なので、1~2年はメジャーの環境(使用球であったり、ピッチクロックであったり、移動であったり…)に慣れる時間、また、身体づくりに当てたほうがよいと思う。

しかし、そういう方針ではなく、即戦力として扱われた場合…

成功するか否については、そこそこ成功します。それは間違いありません。

ただし、どこまで健康でいられるか(故障しないか)がカギであり、

多少は休みを挟みつつ、もし1年間持つことがあれば12~13勝はするのではないでしょうか。

チームにもよるけどね。

ただ、どこかで短めの離脱等はあると思うので、1年目は10勝くらいかな~と思います。

10勝5敗とか。

もしドジャースだったら、いきなり15勝とか狙える。

だから、シカゴカブスでの今永昇太の15勝3敗とか、すごいですよ。

2022年かな。二刀流をしつつ、エンゼルスで15勝した大谷とか、かなりすごいと思いますけどね…笑

ちなみに、来シーズンに二刀流を復活予定の大谷君。

優勝が目的のチームなので、急ぎはしないでしょうが…

もし開幕当初に復活が間に合って、ローテーションを守りきれれば、

イマイチ調子が上がらなかったとしても、15勝できると思います。

2022年のようなピッチングができれば、20勝を目指せますよ。

ということで、佐々木君の話をしながら、最後は大谷君の話になりますが…笑

来年の大谷君の成績「15勝5敗、ホームラン45本のホームラン王」でどうでしょう!

いやぁ…予想しておくと、答え合わせが楽しみです。

失礼いたしました。

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