こんにちは、こんばんは。
サマビーです。
今日は2020年5月7日(木)。
本日は、面白かった映画を感想とともに紹介します。
面白い映画でも見て、巣籠もり生活の気分転換になればと…笑
で、面白かった映画は数あれど、初回は時期的にも『コンテイジョン』(Contagion)を紹介しようと思います。
内容的に気分転換にならないかもしれませんが…苦笑
「Contagion」は感染とか伝染という意味で、その名の通り感染症の脅威とパニックを描く映画です。
2011年の作品ですが、私が見たのは偶然にも昨年でした。ただし、夏場でしたので新型コロナの「コ」の字も知らない時期です。
ブログを始めようとも全く思っていなかった時期でした…笑
ただし今年に入ってからは、この映画が今の状況を予言している…などと話題に上がることも多い作品となっています。
ちなみに、感想を書く過程で多少なりともネタバレを含みますので、見たくない人はご遠慮ください。
淡々と話が進む面白さ
私はこの映画の前情報を一切知らずに見ましたが、普通に面白かったです。
感染症の話であるとも知らず、Amazonプライム会員なので「元を取らねば…」と映画を見あさっていた時期の話でした…笑
ちなみに、Amazonプライムはお試し無料キャンペーンで入会したものの、解約方法がわからずに、また、その問い合わせ等も面倒で今に至ります…苦笑
話を戻しましょう。
この映画の主人公はマット・デイモンです。
新型感染症のパンデミックに巻き込まれていく普通の夫を演じていますが、良い意味で存在感が抑えられていて、主人公感はありません。
むしろ本作では、何人もの主人公がいる感じの構成です。それぞれの人々がパンデミックのなかでどう行動して、生きていくか…という感じの内容です。
で、この映画の中で出てくるウイルスは、新型コロナよりえげつないです。
感染力が強いうえに、致死率は30%前後。感染してしまうと急激に悪化して死亡します。
風邪を引いたかな…と感じていると、どんどん症状が悪化して死亡していく…という。
ざっくり「あらすじ」を書きますと、マット・デイモンの奥さんが香港での用事を済ませ(不倫相手との密会含む)、自宅に戻った後、この感染症を発症します。
そして、その奥さんはすぐに死亡してしまうのですが…息子も発症してしまいます。
この出来事もきっかけに、次々と感染が拡がっていくパニックムービーという感じです(ざっくり過ぎますかね…笑)。
その過程で世界はどのようになっていくか、また、CDC(疾病予防管理センター)の職員等の奮闘が描かれています。
最終的に世界がどうなるか…といった結末が描かれるわけではありません。また、別に人類絶滅の危機に向かう…というSFチックな展開でもない。
リアリティを維持しながら、淡々と物語が進みます。それが良い。
ちなみに、映画の中では最終的に有効なワクチンが見つかります。そして、そのワクチンをどのような順序で摂取していくか(誕生日に基づく抽選)、また、いわば後進国の人々はどうなるか…といった問題提起のような場面も。
そして最後に、このウイルスがどのように動物から人へと、そして人から人へと感染していったかの”答え”みたいなシーンが用意されていて、「はぁ…」という感じです。
上映時間は105分とほどよい長さで、一気に見れるお勧めの映画ですね。
評価は星5つ中の「★★★★」というところでしょうか。
なお、公式サイトはこちらです。
しかし、映画の話は、色々と書きたくなってしまうので難しいですね…笑
私がネット上の映画レビューを見る際には、実際に見るのが面倒だったりするので、もっと「あらすじ(ネタバレ)」を書いてほしいな~なんて思いますが、それが嫌な人もいるでしょうからね。
ということで、かなり抑えめに書きました。
決してホラー映画ではありません(余談)
上に貼った公式サイトの予告編を見ると、『コンテイジョン』は少し怖い映画にうつるかもしれません。
実際に怖い面はありますが、上で書いたように淡々と話が進む印象ですので、ホラーが苦手な人でも問題なく見れます…笑
そういえば以前、同じく新型の感染症を描いた『アウトブレイク』(1995年)という映画もありましたね。
個人的には、この映画よりも『コンテイジョン』のほうがずっと面白いと思います。
『アウトブレイク』について、前半はかなり引き込まれましたが、後半がただの宿主(ホスト)探しの映画になってしまうんですよね。しかも、発見方法に強引な印象がありました。
この話を書くために見直したわけではないので、もし記憶が誤っておりましたら申し訳ございません。
「宿主を見つけた~!」→「解決だ~!」みたいな流れも、そんな簡単じゃないでしょ…と思った記憶があります。
そんなこともあって、正直『アウトブレイク』はほとんど印象に残っていません…。
残っているのは、冒頭は凄い面白かったんだけどなぁ…みたいな印象です。
で、最後は完全に余談ですが…
『コンテイジョン』はホラー映画に近いと評する人もいるようですが、私にはそんな印象が全くありません。
そもそも、私はホラー映画が苦手です。
全部がそうとは言いませんが、ホラー映画ってやり口が汚くないですか?
そりゃ何かが急に出てきたり、ドーン!…と大きな音が鳴ったら、驚くって…笑
そんな私でも『コンテイジョン』は十二分に見れる映画ですので、安心してご覧ください。
なお、ホラー映画が苦手な私でも「本当に面白かった」ものもいくつかありますので、今後紹介したいと思います。
また、そんな私でも唯一見ることができるホラーのジャンルとして「ゾンビもの」があります…笑
これは、むしろ好きです。
見られる理由はおそらく「対抗手段」があることじゃないかな…。やられっぱなしじゃないといいますか…笑
まぁ、たいがいは、やられてしまうんですけどね。
この流れで、次回はゾンビものをテーマにしようかなぁ…笑
ということで、今日はお勧めの映画の紹介まで、失礼いたしました。