こんにちは、こんばんは。
サマビーです。
今日は2020年10月10日(日)。
ちょっと疲れたなぁ…という金曜日でしたが、妻が子どもを連れて実家に帰り、昨日の土曜日はゆっくりできました。
最近は、そんな週末がちらほらあります。
今年8月に、私の母が亡くなった影響もあるのでしょう。
親が元気なうちに、また、子どもが幼くて可愛いうちに…ということですね。
さて、日曜日は雑談の日ということで、ちょっとした話を書きます。
記憶の「美化補正」かもしれませんが…
多少の雑務はこなしましたが、昨日の土曜日はゆっくりできました。
金曜日は「疲れすぎた」のか目が冴えてしまい、夜もイマイチ眠れない…。
おかげで翌日の土曜日も、夕方くらいまで気だる~い感じでした。
しかし、おかげさまで、夜にはだいぶ回復してきたなと…。
少し風邪気味なのかもしれません。
ともかく、食欲も出てきたところで冷蔵庫を覗くと、豆腐がありました。
すぐさま野菜置き場も見るとネギも発見したので、こりゃたっぷりネギを刻んで冷ややっこでも食べよう!…となります。
ちなみに、まだ湯豆腐という気分ではありませんでしたね。
ついでに湯豆腐といえば、わが家直伝の「味噌だれ」がありまして…
味噌に砂糖を多めにぶち込んで、刻んだネギもたっぷり。
そこに、みりん、日本酒を少々加えて、味を調えます。
これで完成。湯豆腐に付けて食べる。
私も大好きですし、妻と息子にも好評なのでお試しあれ。また冬場に写真とともに紹介しますね。
ということで、昨晩はネギたっぷりの冷ややっこを美味しくいただきました。
ただ…
冷ややっこを食べた際、「もう少し豆腐が美味しければなぁ…」とちょくちょく思います。
というのも、私が育った実家の近くには、昔ながらの豆腐屋さんがありまして…。
毎朝早朝からつくられた豆腐がお風呂のような大きな桶につかっていて…
買いにいくと、そこから豆腐をさらって、豆腐の上にぺらっと紙をのせて出してくれる…という感じ…笑
私は小さい頃から、その豆腐を食べて育ったので「その豆腐が普通」でしたが…
どうも、美味しい豆腐屋さんだったようです。
お客さんが実家に寄った際、その豆腐を買って帰る…ということも、ちらほらありました。
しかし、私がそこの豆腐が「美味しかった」と気が付くのは、かなり大人になってからです。
要するに、別の豆腐をよく食べるようになってから…ということですね。
実家を離れた後、豆腐はもっぱらスーパーで売られているもので賄っていまして、別にそれでも美味しいのですが…
何となく「豆腐の味がしない」という物足りなさをずっと感じていました。
それは記憶の「美化補正」かもしれません。
ただ、特に「冷ややっこ」を食べる際は、そんな感覚がしょっちゅうあります。
美味しいんだけど、イマイチ豆腐の味がしないなぁ…とか、あの豆腐が食べたいなぁ…という。
昨晩もそうでした。
同級生がいました
昨晩も「あの時の豆腐」がよぎります。
そして、1人で食事をしていたこともあるのでしょう。
「別のこと」もよぎりました。
そのお豆腐やさんには、女の子の同級生がいたんですね。
近所でしたし、幼い頃は一緒に遊んだこともあったはずです。
ただ、おそらくですが…その子は軽度の知的障害を持っていました。
中学校まで一緒の学校(普通クラス)に通っていたので、「軽度」だと思います。
そして、周囲の大人から、そんな話をされたことはありませんでした。
ただ、それが良いことなのか、悪いことなのかもわかりませんが…
子ども心に「その辺のことに触れてはいけない」と感じていたのでしょう。
「そういう子なんだ」という、ぼんやりとした認識をもって、遠目で見ていた感じです。
そして、近所に住んでいたので、確か中学校までは一緒だった「はず」。
「はず」というくらい、中学に上がった頃には、彼女の存在感が消えていました。
そして、気がつくと、私の視界から消えていました。
中学を卒業後、彼女を見た記憶がありませんし、全く話も聞きません。
もちろん、現在も元気にしていると思いますし、そう願います。
ただ、中学を卒業後、彼女は何を思い、どんな生活をしていったのかなぁ…。
それこそ小~中学校の日常生活の中で、彼女は何を考え、何を悩んで、何に幸せを感じていたのかなぁ…
そんなことが、よぎりました。
健常者として、また恵まれた環境で育った私ですら、日々「もがき」ながら生きています…苦笑
ほんと生きていくことって、大変だなぁ…。
まぁ、今の私より、ずっとずっと幸せに生活しているかもしれません。というか…
本当に勝手な想像で申し訳ありませんが…
きっと辛い思いをした学生時代だった気がします。
だから、そうであってほしい。
そんなことを思った、ネギと豆腐と冷ややっこを食べた夜でした。