どうもサマビーです。
街に人が戻り始めて、いよいよ2020年も始まるなぁ…という気分です。皆さんはどんな三が日を過ごされたでしょうか。
私は年明けに少しお休みをいただいて、ゆっくりできました。
2日間ほどのお休みですが、少し生き返った気がします…笑
見た番組は2つだけですが…
普段はめっきりTVを見なくなりましたが、今年の年明けは少しTVを楽しめました。
妻が子どもを連れて、泊まりで実家に帰ったんですね。
私も挨拶に行って一泊はしましたが、もう正直休ませてくれ~!…という気分でしたので、1人で先に戻りまして、2日間ほどゆっくりさせていただきました。
向こうの親御さんは「先に帰らなくても…」という感じで、なかなか気まずかったのですが…苦笑
ただ、おかげさまで、少し生き返った気がします。
それこそ年賀状をつくったり、洗濯や掃除などに勤しんでいましたが、ちょっと”ゆとり”ができたことで、普段は気づけない部分まで掃除ができて、気持ちがよいですね。
逆に言うと、なんでこんな放っぽらかしにしてたんだろ…と思いましたが、それだけ疲弊していたということで…苦笑
で、ある程度の雑務をこなした後、久々にTVでも見るかな…という気分になりました。年末年始は面白そうな特番がやっていますしね。
とは言っても、見た番組は2つだけです。
1つは年末の「笑ってはいけない」で、ご存じの通り「ガキの使いやあらへんで」の特番ですね。
よく巷で言われていますが、近年はマンネリ感がありましたし、豪華ゲストを楽しむ…みたいな感じになっていて、どうもね。
いよいよ昨年は見なくなりましたが、今年は見てみようかな…と録画をしていました。
ちなみに、元々私は「紅白歌合戦」を見ない派です。
小学生の頃は家族で見ていて、それはそれで良い年末でしたね。
こたつに入って年越しそばを食べ、途中の演歌歌手ゾーンは少しウトウト眠り、年越し直前に起こされて…みたいな流れです。
そういえば昔のTVって、年越し直前に民放各局が同じ内容になっていましたよね。あれは何だったんだろ?…笑
ただ、元々あまのじゃくというか、なんで紅白を見なきゃいけないんだ…みたいな気持ちもあって、中学生の頃にはもう見ていなかったんじゃないかな。
ともかく、録画した「ガキの使い」をざ~っと見て、今年はなかなか面白かったです。
「笑ってはいけない」は最初の2~3回目くらいまでの、こじんまりやってる時が好きだったかな。DVDも買った気がします。メンバー全員参加じゃなくて、一部メンバーの罰ゲームとしての形だったころ。まぁこの話はいいでしょう。
で、もう1つ見た特番がテレビ東京でやっていた「ウルトラハイパーハードボイルド・グルメリポート」です。
グルメ番組ということですが「生きることは食べること」をテーマに世界各地のヤバイ飯を取材して、紹介する番組です。
別にゲテモノ飯を紹介するわけじゃありません。
例えば、内戦の続いたリベリア共和国の一角に、住む場所がないので、墓地で暮らしている集団(元少年・少女兵など)がいて、その人々が何を食べて生活しているのかを紹介する…といった番組です。
生きている以上、何かを食べていますから。しかし、想像を絶するような過酷さでした。
ふとしたきっかけで見たんですが…色々と考えさせられましたし、変な話、私は気持ちが少し救われた気さえしました。
元旦から3夜連続で放送なので、ど深夜ですが今夜も3回目が放送されます。
ただただ必死、そして純粋
この番組ではいくつかのレポートがありましたが、特に心に響いたのがアフリカ・ケニアのゴミ山で暮らしているジョセフという若者(18歳)のくだりです。
要するに、貧しいんです。貧しいがゆえに14歳で家を出ることとなって、他に行く場所もないのでゴミ山で金属片などを拾って生活をしています。そして、ゴミ山で暮らしています。
他のレポートでも同じことが言えますが、それらの場所に住んでいる人々は、ただただ必死に生きているだけなんですよね。そして純粋です。夢もあります。
しかし、現実が恐ろしく過酷です。
ジョセフ君は別として、ケニアのくだりでも、リベリア共和国でも、ボリビアでもそうですが、みんな薬をやっています。現実逃避です。
で、番組スタッフがこのジョセフと1日ほど生活をともにしますが、ジョセフは急に立ち止まって、苦しそうにしたりします。おそらくアスベストなどで、胸に病が進行しています。
ゴミ拾いの途中、食事をとろうとお店に行くも、所持金が30円しかないので食べものが買えずに、外でうずくまったり…。
それでも、すごくピュアな青年(少年)なんですよね。
ジョセフが通訳の人に「どうやって日本語を覚えたの?」と聞くくだりがあります。
番組スタッフが「日本語しゃべりたいの?」と聞くと、「日本人と話をしてみたいから」と答えてみたり、「今は幸せか?」という問いに対しては、「あなたと会えたから今日はハッピー」と答えたり。
何とかならんのかいな…。
こんなピュアな少年。できれば引きとって、一緒に生活してみたいわ。そりゃ色々と困難はあるだろうけど、私も幸せになる気がする。
このジョセフの話だけではなく、共通していることは、みんな必死で生きていて、抜け出したいと思っていて、でも現実とおそらく未来も過酷なんですよね。
それでも夢がある。
ジョセフ君の夢は、プレイステーションが欲しいんですって。それでお店ができるんですって。お金を取って人に遊ばせるということ。
はぁ…今すぐにでも俺のプレステ送りたいわ…。
ここ数年の私は、ちょっと疲れています。しかし、生まれた場所、環境が悪かっただけで、ひたすら「毎日を生きる」ことだけにサバイバルしている人々がいる現実を見せられると、ウダウダ言ってる場合じゃないな…ってね。
私も頑張ろうと思いましたし、たまたまこの番組は録画していたので、たまには見返して心を改めたい…と思いました。
ということで、少しマジメな話でしたが、ちょっとした雑談まで、失礼いたしました。