【最後の花火に】お勧めの1曲シリーズ フジファブリック「若者のすべて」【今年もなったな】

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どうも~サマビーです。
今日は2023年6月1日(木)。

久しぶりに音楽ネタを書きます。

お勧めの1曲シリーズですね。

えぇ、今までそんなシリーズはありませんでしたが…笑

ともかく、記念すべき第1回は…

フジファブリックの「若者のすべて」です。

ご存じの方も多いと思いますが、名曲ですよね。

あの桜井和寿で有名なBank Bandバンク バンド」がカバーしたことをきっかけに、この曲を知った人も多いのではないでしょうか。

ちなみに、中島みゆきの「糸」もそうですが、「Bank Band」をきっかけに名曲を知った人も多いでしょう。

ちなみに、この曲を知らなかったは、タイトルから昭和の曲かな…と思った人もいるかもです。

浜田省吾の曲かな?…とかね…笑

とにかく、この曲は大好きなんですよね。

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「何もなかった」ことは普通だったのかもしれない

「若者のすべて」はフジファブリックというバンドの曲で、2007年にリリースされました。

「TEENAGER」というアルバムの先行シングルですね。

ただ、作詞作曲をした志村正彦さんは2009年に亡くなられています。

そして、この曲をつくった志村さんいわく、

夏の終わりの最後の花火大会が終わった後の切なさや虚しさなど、
感傷的になり考えてしまう所を歌った曲

とのことです。

まさにこの言葉のままの曲。

センチメンタルで、少し寂しげで。

とにかく、名曲だと思いますが、個人的には…というか、ひょっとすると多くの人が…

自分が若い頃に体験した夏場の気持ちを、そのまま曲にしてくれた…という印象を持つかもしれません。

まぁ、言ってしまえば寂しい夏なんですよ。

でも毎年のように、夏前は「何か」を期待するんです。

でも、具体的なイメージはなかったりして…

夏休みがこれから来る。花火や夏祭りといったイベントも多い…といったことで…

ぼんや~りと好きな人と一緒に花火に行くとか…

約束してたわけはなくとも、現地で偶然に出会うとか…

それこそ好きな人とではなかったとしても、夏のイベントでキャッキャウフフする…とか…

ひどく曖昧なイメージと期待をしちゃうという。

でも何もないんですよ…笑

そして、夏が淡々と過ぎていき、8月も中頃を過ぎたころ…

夏の終わりが見えかけてきて、少し寂しい気分になる…という。

そんな何もないな、なかったな、でも、まだ何かあるかな…という、

寂しげな気持ちと、ささやかな夏への期待を歌い上げる曲です。

百聞は一見に如かずということで、動画のリンクは以下のものです。

【YouTube】若者のすべて【フジファブリック Official Channel】

ぜひ聴いてみてください。

「誰もが経験」するキーワード

この曲がグッとくる理由の1つとして、

誰もが必ず経験するキーワードが織り込まれていること…があると思います。

これにより、夏の空気感・リアリティを感じられる。

これは特に「出だし」が顕著でして…

真夏のピークが去った 天気予報士がテレビで言ってた

「それでもいまだに街は 落ち着かないような 気がしている」

夕方5時のチャイムが 今日はなんだか胸に響いて」

経験していますよね…笑

そして、この曲の主人公は、サビ付近で花火を見ています。

誰と見ているかは、語られていません。

しかし、それをこの先も「思い出してしまうな」と言っています。

好きな人と見ているのかもしれない。

でも、「ないかな ないよな きっとね いないよな」とも言っています。

よって、花火会場に好きな人は来ていなかったのかな…とも思える。

そんな期待と寂しさを味わった人も多いのでは?

花火に限らず、例えば地元の神社の夏祭りとかね…笑

そんな葛藤というか、淡い期待であったり、寂しい気持ちとかをひっくるめて…

「若者のすべて」

と言っているんですね。

そんなもんですよ…若い頃なんて。

ひょっとすると…若いとか若くないかとかは…

未来に根拠のない期待ができるか?…で決まるのかもしれませんね。

どっちがよいのかは、別としてね。

失礼いたしました。

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