どうも~サマビーです。
今日は2025年11月13日(木)。
何だか寒くなってきましたよね。
私の住む街でも、すっかり秋めいてきたというか、一気に冬めいています。
私は暖房をつけて軽装で寝たいのですが、妻はエアコンが苦手なので、とにかく着込んで寝る…という最近です…苦笑
そして、思いのほか慣れるものです。
さて、今日は息子の少年野球チームの話を書きましょう。
もう息子は引退するので、この話は今日で一区切りかな~と思います。
最後に総括的な話を書くかもしれませんけどね。
で、前回までの内容をかいつまんで言いますと…
息子の入ったチームが昭和体育会系のチームで、何だかな~と愚痴っていたということ。
そして、何かしらのスポーツチームにお子さんを入団させようと考えている親御さんに対して、
スイミングスクール等は除いて、営利団体じゃないよという警鐘を鳴らした…という感じですね。
「営利団体ではない」というのは、あなた方はお客様じゃないよ、ということです。
当然、子どもはお客さんとして扱われないし、親はお手伝の必要が出てくると。
その代わり、月謝的なものは安いと思います。
うちの場合は月2,000円くらい。グラウンド利用料などの実費分のみですね。
ということで、語弊を恐れず、お子さんをスポーツチームに入れることで発生する問題点をまとめてしまえば…
①子どもが雑に扱われる可能性がある。
②親も労力がかかるかも。
ということですね。
この辺はチームの方針やどういう指導者がいるかで異なりますし、①について、子どもを厳しい環境で育てたいと考えていれば、スパルタチームでも問題ないでしょう。
また、②については、労力を上回る楽しみを得られるかもしれません。
しかし、学習塾などに通わせる感覚で軽~く考えていると、場合によっては、色々と悩む可能性がありますよ~ということです。
ある試合の観戦中に…
今年の夏は、できるだけ子どもの試合を見に行きました。
良い意味でも、悪い意味でも、ドキドキ・ワクワクできまして、結構楽しかったです。
まぁ、ガッカリすることのほうが多かったですが…苦笑
それはともかく、ある試合の観戦中、隣で見ていた親御さんから飲みに誘われました。
余り話をしたこともありませんでしたが、せっかくなのでお付き合いさせていただくことに。
するとやはり、チーム思うところがあったようなんですね。誰かに言いたかったんでしょう。
かいつまんで言うと、監督の仕打ちが厳しく、お子さんが野球を嫌になってしまったと。
ただ、その親御さんの偉いところは、監督等に連絡を取って話し合い、言動を慎む約束をさせたとのことです。
これって凄い悩んだと思います。
スパルタを良しとする監督等と話しあうだけでも、気が重いですよね。
また、「もう行きたくない」という子どもをどう立て直すかの問題もありますし。
上のほうで「子どもを厳しい環境で育てたいと考えていれば、スパルタなチームでも問題ない」と書きましたが、そもそも許容範囲も個人差があります。
例えば、
・ぼーっと立っている子の顔にボールを投げつける。
・胸ぐらをつかんで突き飛ばす。
・声が出ていない子をつかまえて、はじっこで数時間声出しをさせる。
・車で1時間くらいかかる遠征先から歩いて帰らせる。
…といった事例があるとして、
このくらいで音を上げるようじゃ、しょうがない!
…と思う親御さんならば、上で書いた①は問題とならないでしょうね。
少なくとも「親御さん」については。
子どもがどう感じているかは別。
しかし、そのようなやり方を問題と感じる親御さんならば、そのような指導者がいると知らずに入団させてしまうと、ちょくちょく悩むことになります。
なので、ちゃんと調べてからにしようと…という警鐘を鳴らしたということです。
子どもは毎日のように練習がある。
↓
親もお手伝いがある。
↓
子どもは練習の度に怒られ、やる気を失っている。
↓
試合にも出られない。
↓
でも、毎日のように練習がある。
…となると、熱い気持ちがない限り、お子さんも親もつらいですよね。
しかし、すぐあきらめるようになるのでは…やめ癖がつくのでは…などと悩むかもしれません。
本当にそうなのでしょうか?
これは一度、考えてみる価値があるでしょう。
誰しも、大なり小なり失敗したり、挫折したりしながら、生きてきているわけじゃないですか。
一度、上手くいかなかったことで、それがきっかけで「クセ」になるのでしょうか?
逆に、次に始めることは頑張ろう!…と思う可能性はないでしょうか。
というか、うちの子はいくつかやめた習いごとがあります。
そのせいで「やめグセ(面倒ごとから逃げるクセ)」が付いているのであれば、もうとっくに野球チームも辞めたいと言っているはずです。
乗り越えた先には、何があったか?
では逆に、苦しい経験を乗り越えた場合、どんな価値が待っているのでしょう?
結局、それをその人がどう感じるか、解釈するかによると思います。
例えば、私は少しハードな部活動をこなしてきました(特に中学時代)。
理不尽にボコボコに殴られたこともあります。
そして、そんな時期を乗り越えたという自信やプライドがあるかと言えば…
特に何も感じていません。
何だったんだろ?…という感じです…苦笑
私の場合はね。
むしろ理不尽に殴られたことなどは、恨みに近い負の感情しかありません…苦笑
それで強くなったかとも思えないし、この先、誰かに殴られたとして…
「お父さんにも殴られたことないのに!」(アムロ)
というセリフが出てこないくらいの価値。
あれ酷かったよな~というネタにできるくらいの価値。
さらに、厳しい部活動で一緒だった仲間と厚い友情が芽生えたかと言えば…
別にそんなことはない。
もとから仲が良かったし。
何なら、割と緩かった高校時代の仲間のほうが仲良かったし…笑
そもそも、一度厳しい時期を乗り越えたからといって、
この先の困難を乗り越えられることが、確定するわけでもない。
私の場合は、むしろ「頑張る」ことが嫌になっちゃってる…笑
まぁ…
何か嫌なことがあった際、「あの時のことを思えば、まだ…」という瞬間は確かにある。
けど、それで直面している問題が解決するわけでもないしね。
少し心は強くなったかもね…くらいの価値は感じますかね…くらいです。私の場合。
なお、とてもヤンチャな子がいた場合、怖い指導者がいれば、その間はヤンチャを押さえられる…という価値はあるでしょうね。
それをきっかけに品行方正になるかと言えば、ケースバイケースではないでしょうか。
運が良かったと思うこと
何だかんだで、うちの子は3年間チームに所属しました。
他のお子さんのことであったり、チームのことは抜きにして、私の息子は運が良かったと思います。
理由は2つ。
一つ目は、入団したのが遅めで、しかもポテンシャルがないので期待されなかったせいか、
他のお子さんに比べて、コーチ陣からの当たりが弱かったんですね。
もちろん、ゼロではありませんが、確かに、当たりは弱かったと思います。
期待されたがゆえ、しごきに耐え切れずに辞めていったお子さんもいましたから。
これはひょっとすると、私がチーム活動にほぼ参加しなかったから…かもしれません。
親御さんと仲が良ければ、多少強めにいっても大丈夫…と思いますよね。
知らないと「下手するとクレームが入るかも」と思うかもしれません。
ちなみに、それを裏付けるような出来事がありまして、少し前に初めてチームの飲み会に参加したんですよ。
悪酔いして、監督も含めて、かなり周囲に絡んでしまったんですけどね…苦笑
かなり恥ずかしいのですが…まぁ…前向きに捉えれば…
やってやったわ。
すると、その後の練習で、うちの子は厳しい特守(特別守備練習)を受けて、何か所か身体にアザをつくって(=強いボールが当たった)、帰ってきました。
このくらいやっても、あの家は大丈夫
と判断されたのかもしれません。たまたまかもしれないけどね。
ちなみに、私の妻は、私がチームの活動に参加しないから、息子は試合に出しえもらえない…とずっと愚痴っていました。
これは違うと思います。
私から見ても「実力」で選手を選んでいるようにしか見えませんでした…笑
この件はむしろ逆で、実力がないのに、よくちょくちょく使ってくれた…と感じています。
で、運が良かったと思う二つ目の理由は、同じ代に上手なお子さんが少なかったこと。
その結果、6年生からはレギュラーになれました。
もちろん、控えとしての時間はそれなりにありましたし、本人もつまらなかったでしょう。
しかし、それゆえ「しごき」の被害件数は少なかった。
それでいて、最終的にはレギュラーになれて、試合もたくさん出れました。
つまり、たくさん野球ができました。
バランスを考えると、まぁ、良かったんじゃないかな…と。
しかも、それは息子の頑張りを褒めてあげたいと思いますが、それなりに上達してクリンナップを打つようになりましたからね。
でね。
以上を踏まえて、子どもをチームに入れて良かったと思うか?
「結果論」として、「うちの場合」は良かったと考えています。
理由は、まず上記の通り…
①比較的しごきの被害が少なかった(=ケガやメンタル不調がなかった)
②でも、レギュラーになって試合をたくさんできた
という前提のもと…
③入団していなければ、ダラダラと過ごしていた日が多かったと思う
④それなりに体力がついた
⑤入団していなければ経験できなかったイベントも多い(BQとかね)
というところです。
これは①と②が大きいんですよ。
心身を壊すようなことがあれば、また、ずっと控え選手であったのならば、③~⑤があったとしても良かったと本当に言えるかは…疑問符がつきます。
そこが運の良さも手伝って…クリアされた気がしますので。
そんなこんなで、軽く総括してみました。
まぁ一応、卒団式のようなものがあるようなので、全てが終わった後、来年にでもちゃんと総括してみようと思います。
失礼いたしました。


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