インフルエンザウイルスの消毒方法【加熱は有効?】

身体・健康

こんにちは、こんばんは。
サマビーです。

先日、顎関節症の話で書いたオーバーヘッドタイプのマスクを、久しぶりに注文しました。

この先、春までに一度は風邪をひくだろうと思い、その対策です。

近年は少し花粉症もあやしいですし…。



ただ、前回に書いた息子のインフルエンザの発症には、間に合いませんでしたがね…。

ということで、現在はやむを得ず、通常のマスクを使っています…苦笑

スポンサーリンク

ウイルスの生存時間は最大8時間!?

アメリカCDC(疾病予防管理インター)の資料によれば、インフルエンザウイルス「モノ」の表面上で生存して、人への感染力を有するのは2~8時間程度だそうです。

少し幅のある時間ですが、8時間以上放置できれば、インフルエンザが「モノ」から感染することはないのでしょう。

そうなんだ~という感じ。

つまり、家族内でインフルエンザが発生しても、8時間は触れないモノであれば、消毒する必要はないことになりますよね。

ですので、一晩寝ていれば…「モノ」からの感染の可能性は低そうです。

もう一度、感染者が触れることがなければ…ですが。

さらに通常の会社(事務所)でインフルエンザが発生しても、パソコンのマウス等、普通は8時間以上は放置されるでしょう。

なので、気持ちは良くないですが、基本は大丈夫なのでしょう。

もちろん、インフルエンザウイルスに限った話です…笑

逆によく触れるものは、やはり消毒したほうがよいんでしょうね。

例えば、ドアノブとか、テレビやエアコンのリモコン、冷蔵庫の取っ手、電灯のスイッチとか…ですかね。

盲点なのは、水道の蛇口とか、「車」のドアノブとか…でしょうか。

まぁ、「車」については8時間以上、外で放置されることが多いので、そこまで気を使う必要はなさそうです。

あと食器などは洗うでしょうし、子どもの使ったおもちゃなどは、気が付きそうですね。

実際にそこまで消毒するかは、別として…。

加熱は「80度10分間」以上!

さいたま市のホームページによれば、インフルエンザウイルスの消毒には、以下のものが有効だそうです。

80度10分間以上の加熱
塩素系消毒液
70%以上の濃度のアルコール消毒

なお、「ノロウイルス」アルコール消毒が効かない…ということは有名ですよね。

ただし、塩素系消毒液ノロにも有効です。

そして、塩素系消毒液は、次亜塩素酸ナトリウムが成分であることがポイントのようです。

どのように消毒液を作るのか等々は、機会があればまとめます。

今回は「インフルエンザウイルス」の話なので、アルコール消毒が手っ取り早いでしょう。

ただし意外だったのが、アルコール消毒であっても「噴霧消毒」は避けたほうがよいそうです。

消毒が不完全であったり、ウイルスを飛び散らして汚染を広げる可能性があるとのこと。

昨日、普通に噴霧消毒をしまくっていました…汗


ともかく、今回着目したいのは「加熱消毒」です。

まぁ、クマムシでもない限り、生物(?)であれば加熱でやっつけられるはずです。

なお、クマムシをご存じでない方は、ぜひ検索してみてください。最強の生物とも言われています。

で、厚生労働省のサイトによれば、ノロウイルスでも、85~90℃で90秒間以上加熱をすればやっつけられるとのこと。

そう考えると、インフルエンザウイルス「80度以上10分間」というのは長い気がしますが、一般的にはそう言われています。

インフルエンザウイルスは熱に弱いので、そこまで煮込まなくてもほぼ死滅するとの話もありますが…

ともかく、そこまで煮込めば全滅させられる!…ということでしょう。


ちなみに、「死滅」とか「全滅」とか書きましたが…ウイルスは「死ぬ」ことがないそうです。

「モノ」に近いんですね。自分で増えることはできませんが。

それこそ「プログラム」に近いのかもしれません。

プログラムは生物ではないですよね。でも、それを取り込むと発動したりする。

同じように、インフルエンザウイルスも生物の細胞に取り込まれると一緒に増える。これが感染です。

で、感染するための機能が失われることを不活性化ふかっせいかと言います。

この言葉、聞いたことがありませんか?

上で「死滅」とか「全滅」とか書きましたが、この不活性化の話をしていると考えてください。

不活性化されたウイルスは、もう増えることはできません。

発動することのないデータ文字の羅列というか、”石ころ”などと同じような「モノ」になった状態ということです。

で、私はなぜ、インフルエンザウイルスの加熱消毒に着目をしたか?

昨晩、湯豆腐をつくったのです。

息子がお腹が空いたと言った際、お腹にもやさしそうですし。

私の夕食にもしましたが、少し残ったので、翌日の食事にもしようかと。

しかし、そのまま鍋を放置しておいて、もしインフルエンザウイルスが付着したら…と考えたんですね。

冒頭で述べたように、インフルエンザウイルスが「モノ」へ付着した場合の生存時間は、最大で8時間程度。

しかし、湯豆腐は水につかっています。

むしろ、水中だとインフルエンザウイルスは生き残れるのかな?…などと思いました。

ところが、インフルエンザウイルスは高温多湿に弱いそうです。

温度32度、湿度50%では、6時間後の生存率は0とのこと。

だから夏場は、インフルエンザが流行らないんですね。

ならば、加熱しなくても湿度100%の湯豆腐は大丈夫じゃね?…とも思いましたが、この辺は謎です。

まぁ…「湯豆腐」として食べる以上、少なくとも茹でます…笑

念のため、少し長めに茹でておけば、アツアツで美味しいですし、安心して食べられるでしょう。

ということで、ふと思ったことを調べて書いてみました。


ちなみに、おかげさまで息子の熱は下がりました。

ただし、結構咳が出るようになっていまして、特に夜は心配です。

本格的な症状が出たのは土曜日の昼過ぎでしたが、私も少し調子が悪かったこともあり、この土日は家族3人で寝まくりました。

ということで、失礼いたしました。

タイトルとURLをコピーしました