どうも~サマビーです。
今日は2022年12月11日(日)。
今日は、勤め先での経験談を書きます。
ちょくちょく触れていますが、私の勤め先には典型的なワンマン社長(以下「ワン社」)がいまして、社員は日々、戦々恐々としています…苦笑
少し前にイーロン・マスクがTwitterの社員に対して「長時間ハードワークするか退社するか選べ」といった内容の発言をして話題になりましたが、似た雰囲気がありますね。
程度問題はありますし、その是非は別として。
で、今日はそんなワン社の話ではなく、以前にいた、非常に感じの悪い上司の話です。
「スッキリ解決」という対策はない!?
その上司をAとしましょう。
よく言えば、Aは自分にも他人にも厳しい仕事人間タイプで、Aのほうがイーロンマスクに近いかもしれません。
ただし、これは「よく言えば」ということで、ほぼ最悪な上司でした。
「ほぼ」というのは、さすがに暴力を振るったり、犯罪行為は行わない…という意味。
とにかく「自分絶対人間」であり、自分の思ったとおりに社員が動かないと怒ります。
チームを統率する以上、そのように振舞わなければならない…といった信念がある感じではなく、単に他人へのリスペクトがゼロの人間でした。
人を馬鹿にする発言も、ちょくちょくしていましたし。
それに加えて、「常にカリカリしている」こと、「指示がかなり雑(言い方も悪い)」という問題点がありました。
上記のとおり、自分の思ったとおりに部下が動かないと怒る人間だったのですが…
自己完結してしまっているのか指示が超雑で、そもそもAの言っていることが意味不明ということが多かったのです…苦笑
私以外の人も「何を言ってるかわからない」と、ちょくちょくぼやいていましたよ。
わかるまで聞けばいいじゃん?…と思うかもしれませんが、前提として「常にカリカリ」しているため、気を使うし嫌です。
それに聞き返すと、よりイラついて説明してくるので、結局はよくわかりません。
それでも食い下がると、怒り始めます。
ですので、私は勘で動いていましたし、勘の良いタイプでないと上手くいかない相手だなぁ…と感じていました。
嘘のような本当の話で、それこそ何度も質問しに行ったスタッフが、その場で辞めさせられている場面を見たことも…。
社内の空気を非常に悪くしていましたし、特に女性社員はご機嫌を取り続けていました。
当然、周囲からは最大級に嫌われていましたが、ワン社から会社を任されていた(実権を握っていた)ため、完全にお山の大将でした。
で、よくあちこちのサイトでは、このような困った上司の対応策が書かれていたりするじゃないですか。
しかし、私の経験上、こんな人間にはどのような対応策も無理ですね…苦笑
仕事は大変なものだけど、どうせなら気持ちよく働きたい。
なので色々と試しましたが、最後はあきらめました…。
そして、最終的な選択肢としては、
①そんな人間がいる会社はとっとと辞める。
②できるだけ関わらないようにして我慢する。
だと思います。
状況が変わりそうでないという前提であれば、①が良いのでしょう。
ただ、私は転職活動がかったるくて、いつ辞めてもよいとは考えつつも②を選択です。
そういう人は多いんじゃないかな…。
そして、運よく、自分の限界が来る前に状況が変わっていきました。
何があったかというと、ワン社はAの暴走に目をつぶっていました。
そのような人間も必要と考えるタイプで、会社を任せておけるからです。
その結果、最終的には、先輩社員数名が爆発。「あの人とは仕事をしたくない」とワン社へ直訴しにいきます。
すると、ワン社が手のひらを返してAを降格させ、しばらく経った後、Aは辞めていきました。
正直、ワン社の手の平返しは意外でしたね。Aを守って、直訴しに行った社員を切ると思いましたので。
ただ直訴しに行った社員が社内の主力メンバー、かつ、複数人だったことが大きかったのでしょうか。
ちなみに、まだAが暴走していた最中、まだ新人だった私がどう過ごしていたかというと…
基本的にはハイハイと従いつつ、流していました。
ただ、「これはよろしくない」という指示、かつ、後で別行動がバレないものは、指示を無視して動いていました…笑
さらに、しばらく勤め続けることで、私も社内での力をつけていきます。
結果を出すことで、Aの影響が及びにくいポジションに立っていけたんですね。
とはいえ、Aは現場責任者でしたので、全くかかわらないことはできません。
そういった点は我慢し、淡々と最低限のかかわりだけを持って過ごしていました。
とはいえ、つまらないことで文句を言われないよう警戒はします。
本当に無駄な労力であり、うんざりしていました…。
例えば、Aに何か言われたら「日付・時間・内容」をメモしていたりね。
後で違うことを言い始めることも多く、その場合、確実に相手のせいにしてきます。
そんな場合、メモを出して「〇〇という指示でしたので」などと返すためです。
まぁ、何とかやり過ごしきれたのは、直接の部下ではなかったことのほうが大きかったのかな。
ちなみに、最後のほうは、本来は現場責任者であるAに相談すべき業務も、直接ワン社に相談しに行ってました…苦笑
後でAから何か言われても「社長にこう言われたので…」という処理です。
Aの怒りは買っていたでしょうが、とにかく勤め先ではワン社が絶対的権力者です。
例えば、「イーロン・マスクが〇〇と指示した」という事実があれば、みな逆らえません…苦笑
割と「あるある」な話!?
これは余談ですが、ある日、Aが別の役員Bと「あなたは仕事ができる(他とは違う)」と互いに褒めあっている場面を目撃しました。
故意ではないと思いますが、皆が聞こえるような場所です。
超気持ち悪かったので、よく覚えています…笑
「自分はそこら辺の人とは違う」と悦に入っている感じがあり、とても気持ち悪かったんだと思います…苦笑
私はそもそもAを「できる人」と認めていなかったし、Aは他人を見下すタイプだったのでね。
で、この「役員同士の褒めあい」は、現在の役員同士も行っていたりするんですよね~苦笑
なので、割と「あるある」なのかな~とも思います。
内容ややり方にもよるのでしょうが、気持ち悪いですね…苦笑
特に立場が上の人は、皆さんも気を付けてください。
で、話を戻しますと…
私は運よくAの被害が少ないポジションに付けましたが…
そういったポジションについた後でも、会社に行くのは本当に嫌だったんですね。
直接の被害はなくても、社内の空気は最悪ですし、他の社員が痛めつけられているのを見ると心が痛みます。
また、多少なりとも警戒し続けるので疲れます。
仕事は大変なものとはいえ、とにかく苦痛でつまらない時間でした。
幸いにも、その後にAは因果応報と言わんばかりの報いを受けることとなり、溜飲が下がる思いはありますけどね…。
で、何でこんな話を長々と書いたかと言いますと…
毎年、年末が近づくと、ワン社の意向で年末年始の飾りつけをします。
まだAが在籍していた頃、Aが飾りつけをしている私に「俺たちは(ワン社のように)遊んでるわけじゃね~んだ。仕事の邪魔すんなよな~。」と話しかけてきました。
これは、Aが干された後の話です。
Aはワン社や会社の悪口を言うことはありませんでしたが、自分が干された後はめっちゃ文句を言っていました…苦笑
ともかく、そんなAの問いかけ対して、私は「嫌いじゃないので問題ないですよ」と淡々と返します。
特に最後のほうは、こんなささいな問いかけさえ、Aに同意しませんでした。
Aはすぐ自分の考えに同意を求めてくるタイプであり、他人を巻き込もうとします。
同意してしまうと、危なっかしいんでね…苦笑
何より、この飾りつけの件は本音でしたから。
するとAは「そっか~」とだけ言い、パソコンを眺めていました。
Aと直接会話をした記憶は、それが最後のような気がします。
今年も残りわずかとなり、先日、年末年始の飾り付けを行った際、そんなことをふと思い出したので書いてみました…笑
失礼いたしました。