こんにちは、こんばんは。
サマビーです。
更新できる日は毎日したい!…と思っていますが、時間がなかったり、気が乗らない日もあります。
今日はそんな日ですね。
時間もなかったし、気も乗らなかった。
で、そんな時は更新をあきらめるか、お蔵入りさせている話をUPするかのどちらかになりますが…
今日は、お蔵入りUPです…笑
お蔵入りの理由は、上手くまとまらなかったんですね。このパターンがほとんどです。
ただ、いつも上手くまとまっているのかというと、そんなことはありません。
そこで、たいがいは今日のような日に「まっいいか」とUPしちゃいます…苦笑
で、本日UPする内容はミスチルの「LOVEはじめました」という曲について書いたものでした。記録を見ると、書いたのは今年の1月ですね。
なお、ミスチルはMr.children(ミスターチルドレン)のことです。念のため。
ミスターチルドレンとは、長嶋一茂のことじゃないですよ(これはナイツのネタ・笑)。
妙に気になる曲でした
普通こういう話を始めるときは、思い入れのある曲を紹介するものでしょう。
しかし、「LOVEはじめました」は、特に思い入れのある曲というわけではありません…笑
ただし、発表当初より気になる曲ではありました。
ちなみに、ミスチルがデビューしたのは私が高校生の頃で、私が大学生の頃に「cross road」でブレイクします。
ですのでその後、私は10代後半~20代という多感(?)な時期に、ミスチルには何度も唸らされることになりますが…
「LOVEはじめました」もその1曲です。
カバーであっても曲の動画を埋め込めると良いのですが…ピンとくる動画がなかったので、今回はご容赦ください。
よって、今回は知っている人限定の話になりますかね…笑
さて、「LOVEはじめました」は、10thアルバムの「IT’S A WONDERFUL WORLD」に収録されている曲になります。
このアルバムは、個人的に好きな曲が多いです。
「one two three」とか「ファスナー」とか、シングルカットされた「youthful days」も好きです。
そんな中で「LOVEはじめました」は、少し変わった曲と言えましょう。
まずはラーメン屋さんの「冷やし中華 はじめました」をもじった感じとか、発表当時、ミスチルにしては少しダサい感じがしたものです…笑。
もちろん、それを狙っているのでしょうが「だとしても…」と感じた記憶があります。
曲調も少し変わっていて、それこそ当時、ミスチル好きの友人は少し困惑していました…笑
そんな思い出のある曲でもあります。
ベタディープの味わい
簡単に言い放ってしまえば、この曲は割とハードな言葉を使って社会風刺をする曲です。
ただ私は、いきなり出だしの歌詞から気になりました。
少し書きますと…
「相変わらずだね」って 昔付き合ってた女にそう言われた
良く取っていいのか 悪い意味なのか?
良く分からず しばらくヘラヘラ笑ってた
あるな~こういうこと…
って気がしません?…笑
別に元カノじゃなくても、昔の知り合いとかね。
まぁ、単なる昔の知り合いに言われただけでは、ネガティブに捉えないかもしれません。
ただ、発言する人が自分にネガティブな感情を持っている…と「思える」対象であることがポイントですかね。実際は深い意味などないとしても。
また、「相変わらずだね」ではなかったとしても、何か言われて「ん!?」と思いはしたものの、真意がわからず、とりあえず笑っておいちゃう…というシチュエーション。
私はあるなぁ~というか…
むしろ、結構あるなぁ…苦笑
そこを切り取っちゃうところに、まずは軽く唸りました。
で、それよりも唸った部分が2か所あります。
1つ目は、下の歌詞の部分です。
この街の中で押し合いへし合い 僕らは歩いてく
多少の摩擦があっても 擦れずに
心を磨いて行くなんて出来るかなぁ
ベタな表現方法なんでしょうが、「摩擦」「擦れる」「磨く」という、同じような言葉を並べて、それぞれの言葉の「ネガティブさ」と「ポジティブさ」を使い分けているんですよね。
「摩擦」 →ネガティブ
「擦れる」→ネガティブ
でも最後は「磨いて」というポジティブな使い方をするというね。
何というか、私にとってこの曲は「ベタディープ」なんです…笑
上で書いた冒頭の”あるある”ネタだって、ベタなシチュエーションだと思います。
でも、そこをちゃんと切り取っているところがよい。
ちなみに、ミスチルの曲のパターンとして、基本的にはポジティブに終わります。
まずは現実の過酷さだったり、それにさす嫌気だったり、悩みや葛藤などを誰もがわかりやすい言葉で、丁寧に語ります。
しかし、最後には「それでも進もう!」…みたいなパターンですね。
例えば、5thアルバム「深海」に収録されている「ありふれたLove Story 〜男女問題はいつも面倒だ〜」だったり、6thアルバム「BOLERO」(ボレロ)に収録されている「ALIVE」なんかは、典型例ではないでしょうか。
話を戻しましょう。
2つ目の唸った部分は、上記の歌詞に続く部分です。
坊主が屏風に上手に坊主の絵を書くと言うだろう
なら僕は愛してる人に 愛してるという ひねりのない歌を歌おう
意味なんかないさ 深くもないし 韻だって踏んでない
ただ 偽りなく 飾りもない
まぎれもない 想いだけがそこにはあるんだ
何に唸ったかというと、この曲は「ひねりのある歌」だと思うんですよね。
ベタなシチュエーションや表現方法は使用しますが、シンプルで「ひねりのない歌」「ではない」と思います。
つまり、「ひねりのない歌を歌おう」と宣言しつつ、結局は「ひねりのある歌」を作るところにプロフェッショナルを感じてしまいました。
「韻だって踏んでない」と言いつつ、結構、ちゃんと韻を踏むところとか…笑
何というか「感情をそのままぶちまけるぜ!」と言いつつ、結局は踏まえねばならないことがある…という現実を垣間見るというか…
考えすぎですかね?…笑
まぁ、この曲には当時からそんなことを勝手に感じてしまい、1人で唸っていました…笑
ということで…
これを書いて何になるのか…
という思いもあり、お蔵入りとなっていた話でした…笑
失礼いたしました。