【ネット時代の】穏やかな時間の中で【風の便り】

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どうも~サマビーです。
今日は2025年2月20日(木)。

今日は、ちょっとした昔話を書きます。

今思うと不思議なのですが…

進学する高校が決まり、中学を卒業してから高校に入学する前までの間、

私は人知れず、不安を感じていました。

高校で友人ができるか

…ということを…笑

私のキャラを知っている人は、「はぁ(*´Д`)?」と思う話です…苦笑

ただ、結構マジメに悩んだ記憶があります。

かなりの無精者ゆえ、ゼロから関係を築くのが面倒くさかったことはあるでしょうが、

今となっては、なんでそんな不安を感じていたのかの理由もよくわかりません…笑

それこそ、振り返ってその後のことを考えると…

どんな奴がいて、どんな楽しいことが待っているか…というワクワク感が上回ってもよさそうですけどね。

ただ実際のところ、高校生活が始まった2~3日間、私は1人で過ごしていました。

休み時間も、1人でボ~っと席に座っている感じ。

ひたすら、つまらない。

困ったことに3日も経つと、周囲にはコミュニティができていき、より一人ぼっち感が出てきます。

特に困ったのは昼食時です。

本当に自分だけ、1人自分の席で食事をする形でした。

ここまでくると、いよいよ変な奴の空気が出はじめます…苦笑

そして、食べ終わると、それこそやることがありません。

ただただ机に座ってボ~っとしたり、寝てみたり…苦笑

さすがに3日目くらいにヤバいと思ったのか、昼食時に近くの集団へ「一緒に食べていい?」と入っていきます。

それからは自然に仲間ができていきましたし、いい奴らばかりでした。

まぁ、あのまま1人で過ごしていても、時間の問題で、周囲に馴染んでいったと思います。

ただし、短期間とはいえ、何であんなことになったのか…を考えると、

ちょっとだけ努力をしないと「何ともならない環境」があったんですね。

というのも、私の高校は小中高大と続く一貫校でした。

そして、私のように高校から入学した生徒(いわゆる外部生)と、

中学からそのまま上がってきた生徒(いわゆる内部生)が半々という構成。

そしてたまたま、あいうえお順で並べられた、高校生活スタート時の私の座席の周囲が、中学上がりの内部生で固められていたんです…笑

つまり、高校初日に私の周囲は皆、知り合い。

ただ1人だけ、前の席の女の子が外部生で、その子が以前に書いたアキですね。

アキとは普通に話をしていましたし、仲良くなりましたが、

超真面目、かつ、清廉潔白な異性でしたので、一緒につるんで…という感じではなかった。

そんなこんなで、初めだけは、ちょっとだけ自分の席から遠征して、「仲間に入れて」と言いにいかねばならなかったわけですね。

ちなみに、その仲間に入れてくれ…と言いにいった集団に、上の話で出てくるシンイチがいたんですね。

ともかく、変なこだわりなのか、プライドなのか、恥じらいなのか…

躊躇してしまった3日間があったということです…笑

でね。

当初、私の周囲が内部生で固まっていた…とは言っても、もちろん、普通にコミュニケーションはとってました。

ただ、なんか仲良しというまでには、ならなかったというだけ。

そして、高校で初めての女友達がアキならば、

初めて話をしたクラスメートが、横の席にいた内部生のKちゃんです。男子ね。

なんせ隣の席だったのでね。初めて会話をしたクラスメートでしょう…笑

ただKちゃん。あまり勉強ができなかった。

その後、ドロップアウトして学校を辞めてしまいます。

でも、とても穏やかで優しい奴でした。

割と仲が良かったと思いますし、今考えると、すごく仲良くなりそうな相手でしたが…

特に当初は、いわゆる中学からの内部生と、高校からの外部生の間で何となく壁があり、そんなに仲良くはならなかったんですね。

具体的には、学校外でも連絡を取り合って、遊ぶ感じにまではならなかった。

とはいえ、Kはいい奴でしたし、Kが学校を辞めた後も、何となく気にはなっていました。

Kが高校を辞めた後、一度だけ、見かけたことがあります。

文化祭に遊びにきていたとき。

当時は3階にあった自分のクラスの窓から、下にいたKを見つけました。

ちょっと遠めでしたが、少し寂しそうに見えた。

そりゃ、そうだよね。

話しかければよかった…という後悔があるせいか、その姿は今でも覚えています。

そして、そのまま30年以上が経過しました。

まぁ、お互いに元気でやってればいいよね…という感じです。

ただ先日、仕事中に色々とネットサーフィンをしていると…笑

偶然、Kちゃんの記事を見つけたんです。

日本に数人しかいない琵琶職人になっていました。

楽器の琵琶ね。

そして当時、そんな話は全く知りませんでしたが…

Kは中学時代に大病を患い、生死をさまよったらしいです。

そりゃ勉強なんて、できないよね。

それを抜きにしても、できなかったのかもしれないけど…笑

ただ、その記事には、当時と変わらず、穏やかな人柄がうかがえる写真もあった。

嬉しかったですね。

向こうがSNSでもやっていれば、一声かけたい気分ですが…まぁね。

そして、これはネット時代の風の便りだなぁ…と。

まぁ、もうきっとKちゃんと会うことはないのでしょう。

ただ万が一、Kちゃんがここを目にすることがあるのならば…

高校生活で、初めの席の隣がKちゃんで良かったよ

と伝えたいですね。

なんでそう思うか、理由はわかりません…笑

そんなよもやま話でした。

失礼いたしました。

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