どうも~サマビーです。
今日は2022年10月16日(日)。
文化の秋、芸術の秋ということで、久々に音楽の話を書いてみます。
そして突如、TMネットワークについて語ってみようかと…笑
なぜ今、TMネットワークなのか?…ということですが…
以前より、過去に嗜ませていただいてきたアーティストについて、色々と書いてみようと考えていたんですね。
なかなか書かなかったけどね…笑
で、どういう順番で書こうかと考えた際、ここは機械的に好きになった順にするのが悩まなくてよいかなと。
ということで、最初にちゃんとCDを買ったアーティストって、TMネットワークなんですよ。
中学のときのクラスメイトの影響ですね。特に女子の間で流行っていたかな。
「女子の間」というか、仲が良かった女子が…という言い方が正しいでしょう。
ちなみに、若い人はわからないでしょうが…私はベストテンを見ていた世代ですから…
小学生のときも色々な流行り歌にハマりましたし、好きなアイドルやアーティストはいました。
ただ、自分専用のCDデッキを買ってもらって、自分でCD屋さんに行って、初めてちゃんと自分で買ったCDって、おそらくTMネットワークだった気がします。
まぁ、私には兄や姉がいたため、兄弟が持っていたものは借りて済んでいたこともあるかな。
ということで、今回はTMネットワークについて書きます!
ちなみに、もともと「TM」とは多摩を意味していたらしいです。
メンバーが多摩出身であることに由来しますが、昔アメリカには「ボストン」とか「シカゴ」という地名そのもののロックバンドがいまして…
中心人物であった小室哲哉が出身地名のアーティストが日本にいてもよいのでは…と考えたとのこと。
しかし、さすがに所属会社に止められ、後付けで「タイムマシン」を意味することにしよう…となったそうです。
生まれ育った場所を大事にする感覚は嫌いじゃないです。
ただ、日本で出身地をバンド名にするとか、どちらかと言うと悪い意味で先見の目がありすぎるというか…その異端児っぷりは好きですね。
あと、ギター担当の木根さん。
当時はギターが弾けなかったそうです。
これには理由があって、TMネットワークは、もともとシンセサイザー2人(小室哲哉と木根さん)+ボーカル(宇都宮隆)という構成だったそうで…
しかし、メジャーデビューの際、ビジュアル的にギターがいたほうがよいという営業戦略から、形だけでもギターになったとのこと。
これも小室哲哉のアイデアだったようですが、単なるアーティストではなく「営業戦略」に長けていたんですねぇ。
スタートは「Self Control(セルフ コントロール)」でした
曲の話に入りましょう。
最初に聴いたアルバムは「Self Control」(4th alubum)でした。
私が中2のときの話ですが、ぶっちゃけ最初は周囲に流されて何となく聴いていただけです…笑
ただ、音楽って何度も聴いているうちに、好きになっていくじゃないですか。
結果、だんだんと好きな曲ができて…という流れでしたね。
なお、昔はいわゆる「テープ」でも聴いていたので、曲の頭出しができず、基本的には全部の曲を聴かねばらない。
キュルキュルキュル~!…と無理やり早送りすることはできましたけどね…笑
結果、最初は好きじゃなかった曲の良さが…ということが多々あったものです。
ともかく、この「Self Control」というアルバムのなかでは「Time Passed Me By (夜の芝生)」という曲が好きでしたね。
とある夜、芝生の上にあるブランコに乗っている幼馴染の女の子。
その子が成長し、綺麗になっていっているのを切なく眺めている僕…といった少し幻想的なバラードです。
シャイボーイの私としては、こういう「眺めることしかできない系」の歌詞に弱いかもしれません…。
ストーカーではないので、あしからず。
ちなみに、ボーカルの宇都宮隆さんは甘い声でね~。
ほんの少し舌足らずだったりもして、正直、歌が上手いのか、そうでもないのかよくわからなかったりしますが(←もちろん上手いのですが…笑)、嫌いな声じゃないです。
また、当時も今でも、あまり表に出てこない感じとかも嫌いじゃないです。
別に表によく出てきているダイヤモンドユカイとかも、嫌いじゃないですよ…笑
なお、同時期に10thシングルの「Get Wild」もリリースされましたが、これが最も有名な曲じゃないかな。
シティーハンターというアニメの主題歌ですね。
しかし、昔のアニメ化されたアニメって(特に週刊少年ジャンプが原作のもの)、つまらなかったなぁ…笑(個人的な意見です)
それに比べて、今のアニメは本当によくできています。
1987年の1年間に…
上記のとおり、「Self Control」でTMネットワークデビューを果たした自分ですが…
正直なところ、しばらくは可もなく不可もなく…という状態が続きます。
ただその後にリリースされたベストアルバムの『Gift for Fanks』と5thアルバムの『humansystem』で、ちゃんとハマったといえるでしょう。
で、この話を書く際に知ったのですが、すべて1987年の1年間の出来事だったんですね。
2月に『Self Control』、4月に「Get Wild」、7月に『Gift for Fanks』、11月に『humansystem』です。
いやはや…バブル期の勢い(?)はすごい…笑
ともかく、『Gift for Fanks』からは、今でもたまに聴く好きな曲があります。
「RAINBOW RAINBOW (陽気なアインシュタインと80年代モナリザの一夜)」と「8月の長い夜」という曲です。
「RAINBOW RAINBOW」は少しファンキーな曲で、今聴いても古臭くないですし、ファンキー系の曲は好き。なんか飽きずらい。
また、「8月の長い夜」はバラード調の曲で、どうも私は夏をテーマにした曲に弱い…笑
あとこのアルバムには「Come on Let’s Dance」という曲が入っていて、この曲も好きでした。
紅白歌合戦に出た際に、披露した曲ですね。
TMが紅白に出ると聞いて「Get Wild」を演るのかな~と思っていましたが…まさかの「Come on Let’s Dance」。
こういう予定調和じゃない感じとかは、今でも偉いと思います…(何様?…笑)
そして、その年の冬に発売された『humansystem』では、「Kiss You (More Rock)」と「This Night」という曲が好きですね。
「Kiss You」はやはりファンキーな曲でして、これも今でも古臭くないと思います。そして、「This Night」は切ないクリスマスソング。
最後はこの切ない曲調で、しっとりとアルバムが終わる。
『humansystem』は全体的に暗めの雰囲気が漂っていますが、発売時期が11月だったこともあり、冬場の雰囲気ともマッチしていました。
冬の夜によく聴いていた印象は、いまだに残っているかな…。良いアルバムだとは思います。
ちなみに、このアルバムでは「Be Together」という曲も含まれてますが、それから10年後くらいに鈴木あみのカバーで売れたので、そっちで知っている人が多いでしょう。
それぞれのアルバムのリンクを貼っておこうと思いましたが、もう中古しか売ってないのかな?
色々と権利関係で揉めた影響なのかな?
ともかく、長くなってきたので、そろそろまとめに入りますが…
その後、TMネットワークの活動は続くものの、子ども心に若干の迷走感は感じました…笑
次のアルバムの「Carol」とかね。
試みは好きでしたけどね。単純に印象に残る曲がなかっただけかもしれない。
ただ、「変わったことをする」というスタンスは嫌いじゃないです。
その後、小室哲哉は活動に限界を感じたのか、プロデューサー業に身を移し、一時代を築くことに。
そして、小室哲哉は儲かりすぎて少しおかしくなったのか…という流れですね。
ということで、かなりラフなまとめ方をしましたが…笑
確かに、私にはTMネットワークを好きな時代がありました。
最後にお勧め曲を3曲選ぶならば…以下の3曲ですかね。
「RAINBOW RAINBOW (陽気なアインシュタインと80年代モナリザの一夜)」
「8月の長い夜」
「Kiss You (More Rock)」
失礼いたしました。