どうも~サマビーです。
今日は2023年12月3日(日)。
どうにもこうにも仕事がヤバすぎます…苦笑
量的にも多く、心配事もちらほらと。
そうなるとプライベートな時間でもふと不安がよぎり、憂鬱になったりする。
結局はやるしかないので、根詰めてできればよいのですが…
かと言って、仕事をする気にもなれないという…笑
こんな場合でも、若い頃はがむしゃらに働いて処理できたんですけどね。
積み重なった疲労のせいか、寄る年波なのか、気持ちの問題なのか…苦笑
ということで、今日は気晴らしに雑談です。
気が向いたら読んでやってください。
こんなことをする余力があれば、仕事を進めればよいのにね…笑
他人の空似から…
夏前の話です。
私は仕事帰りの電車内で、グッタリとしていました。
考えてみれば、今年はずっと忙しかった気がします。
空いていた席に座り、目を閉じて少し休みつつ…ボ~っと前の席に目をやると…
おじさんやら、女子高生やらがスマホをいじっていました。
いつもの光景です。
で、ふとその女子高生の顔を見ましたら…
私が高校に入学したとき、最初に友達になった女の子に似ていたんですね。
その子をアキと呼びます。
高校に入学して、最初の座席。
私の席の前に、アキは座っていました。
アキは本当に純粋で、かわいい性格の子でした。あっけらかんとしていて自然体。
席が前後していたことで、自然に話をするようになります。
そして、アキは完璧な優等生タイプでした。
完璧な…です。
「世の中にはこんな子がいるんだ…」と驚くレベル。
見た目もなかなかの美形でしたが、内面も清廉潔白。
完璧なる優等生のお嬢様…という感じです。
有名私立校だったこともあり、そういった子がいたんでしょうね。
例えば、中間テストとか期末テストとかあるじゃないですか。
私なんかは直前に周囲からノートを借りて、毎回一夜漬け状態でのぞんでいました。
まぁ、試験前に勉強していただけでもマシかなと…笑
ただ、アキは試験勉強をしたことがないと言っていました。
毎日、家に帰るとその日の復習をしているので、そのままテストを受けるだけだと…。
マジかよ…と思ったものです…笑
とにかく、純粋で超マジメな子でした。
しかし堅物ではなく、話のわかる優等生という感じ。だから仲良かったんですけどね。
まぁ、純粋すぎて、ちょっと話す内容には気を使った気はします…笑
ちなみに、アキも私に対して「世の中にはこんな人がいるんだ」と感じてくれていたそうです。
こんな格好良い男子が…という意味だったと思います…笑
垢抜けない「のび太」の羽化
そんなアキと私がいたクラスには、シンイチという男子がいました。
見た目と雰囲気は、背の高い「のび太」か「ガリ勉君」。
ひょろっとしていて帰宅部。
気が弱そうな、でも優しそうな男の子でした。
私は仲が良かったんですよ。
お互いにまろやかな人間性なので、気があったんでしょうね。
とはいえ、シンイチは、ただのがり勉君ではなく、芯の強い男でした。
別にガリ勉君が悪いとは思いませんけどね。迷惑かけていないし。
ただ、本人は変わりたいと考えていたんだと思います。
ずっと大人しいボクちゃん…では、いたくなかったのでしょう。
そして、16~17歳の多感な時期を迎えた頃、少しずつ、シンイチは変わっていきます。
夏休みが終わって2学期が始まると、少し大人になっていました。
話を聞くと、高校1年生の夏、初めて親に反抗をして、家出をしたそうです…笑
アルバイトも始めていて、おしゃれもし始め、垢抜け始めていました。
少しづつ「男」に、そして「大人」になっていく過程だったんですね。
きっとシンイチはその時期に「自分」というものを持ち始めたんでしょう。
気の弱そうなガリ勉から、穏やかな好青年…という感じになっていました。
そんなシンイチは、アキが好きだったのです。
絶対にない…けれど…
その後、アキとシンイチは付き合い始めます。
よく覚えていませんが、シンイチが告白をして付き合い始めたはず。
そして、シンイチがアキのことを好きだったことは、それ以前のどこかの段階で聞いていたと思います。
付き合い始めたという報告を受けて、私も喜んだ記憶がある。
そして、良くも悪くも、クラスでは2人とも目立たない存在でした。
悪く言えば、誰にも興味を持たれることがなかった。
だから…というわけではありませんが…
2人はクラスで噂されたり、誰かに干渉されることもなく、静かで穏やかなお付き合いを続けていきました。
その後、進級し、クラス替えが行われたことで、私はアキともシンイチとも別のクラスとなり、接点がなくなります。
ただ、高校生活が終わり、大学生になった頃も2人は付き合っていました。
私はアキもシンイチも好きだったので、そのままずっと2人で行くと嬉しいなぁ…と思っていましたが…
どうやら大学生活も終盤という頃、2人は別れたようです。
残念というより、まぁしょうがないよな…という感じ。
むしろ若い2人が、よく高校1年生から大学が終わる直前まで付き合い続けたなと。
しかし、どんな付き合い方をしてたんだろう…笑
とても穏やかな2人だったから、想像するだけでハートフルになります…笑
まぁ、そんなことが高校時代にありまして。
私の高校時代の思い出の、ちょっとしたサイドストーリーの1つです。
自分でもよくわかりませんが、私にとって、高校の思い出は特別なものになっています。
何があったわけでもありませんが、何かキラキラしているというかね。
2人のことを思い出すと、当時を思い出してトキメいたりもします…笑
話を現在(帰宅中の電車内)に戻します。
私は電車内の座席に、グッタリと座っていました。
前の座席で、スマホをいじっている女子高生がいました。スラっと背の高い子。
なんかアキに似ているな…と感じ、ふとアキのこと、そして、シンイチのことを思い出しました。
ただ、アキは背の低い子でしたし、ちょっとタイプは違うかなとか…
2人とも元気でやっているかな…などと考えつつ、電車を降ります。
夏前とはいえ、少し薄暗い天気でした。
電車を降りて、少し歩き始めた頃…ふと思いつきます。
シンイチは背が高かったこと、そして、私の職場が当時のシンイチの家に近かったことを。
しかしその後、2人がよりを戻したとは…思えない。
だから、2人の子どもではないでしょう。
でも…まさかね…
まぁ、そんなことを考えつつ、よろよろと家路についた私でした。
ただ、もしも、あのアキに雰囲気が似た子が、2人の子どもだったら…
無理やり連絡をとって、絶対に遊びに行きますね…笑
そんなある日の出来事でした。
失礼いたしました。