どうもサマビーです。
今日は子育てに関する雑感です。
まぁ、個人的な感想なので、1つの意見として眺めてください。
誰も「完璧」は求めていないのでしょうが…
バイオリズムのように、イライラ度の浮き沈みはあると思いますが、ここ最近、子育てに関して、妻のストレスが高まっているように見えます。
先日は息子が高熱を出したばかりですし、色々と心配をした「疲れ」もあるのでしょう。
本人の体調もあると思います。
そして、多くのご家庭において、子育てに関する夫婦間での意見の食い違いがあると思います。
それも、わが家での妻のストレスの一端になっているかなぁ…と。
例えば、食事のマナーについて、私はそこまでムキにならなくてもいいんじゃないかなぁ…と思うことも多々ありますが、妻は息子に対して、結構厳しく接しています。
期待をしているがゆえ、(妻の思う)恥ずかしい人間になってほしくない…という気持ちが強いのかな…と。
それに、仕事に出てしまう私と違って、ずっと一緒にいる分、息子の“あら”が気になって、直したくなるのでしょう。
子どもなんて、大人のように振る舞えるとは思えませんし、仮にそれができても微妙な気がします(=子どもらしくない)。
また、大人の言うことなど、全て聞けるものでもないでしょう。
っつ~か、聞くわけがない。
自分のことを思うと…笑
ぶっちゃけ最近、あれこれ怒っている妻を見て、逆効果なんじゃないかな…という心配をしています。
私の見立てでは、子どもが要求を処理しきれずに、ふて腐れたり、口ごたえするようになってきたような気が…。
↓
で、それによって、また妻は怒る。
↓
より子どもは、ふて腐れる…という悪循環が始まっている可能性も。
私にも悪い部分があって、怒る妻の前で「いや、いいんじゃないの~」などと、子どもの味方をしちゃったりするんですよね。
息子に反論の機会を与えてしまうので、反省点と言えば反省点ですが、う~ん…。
本当にそう思うので、妻に加担しないこともありますが、私まで怒りはじめたら、息子に逃げ場がなくなるような気持ちも…。
どちらがよいのか、悩ましいです。
子育てについては、基本的には妻に任せて、余り口を出さないようにはしていますが…余りに妻がイライラしていると、つい口を出すこともあります。
すると、「何もやっていないのに口出すな」とか言われて…
戦争状態になります。
息子の前でそこまで言うのなら、逆に言わせてもらおうか…とね…苦笑
そりゃ育メンパパと比べれば全然なのでしょうが、結構、頑張っているつもりですから。
まぁ、妻も子どもに完璧を求めているわけではないでしょうが、自分の思い通りになるわけがない。
その辺も踏まえて、もう少し緩くするというか、「これは絶対にダメ」というラインを設定しなおしたほうが良い気がするなぁ…。
少なくとも「伝え方」は、考えたほうがよい。
メッセージの発信者が常にイライラしていると、それだけで受け手側は拒否するような気が…。
ま、それは相手が子どもではなくても…ですね。
私的には、ちょっとした成功例
怒りでねじ伏せようとするやり方は、限界があると思います。
そりゃイラついて本気で怒れば、圧倒的な力の差があって怖いですから、目の前では言うことを聞くでしょう。
しかし、心の中ではイヤイヤでしょうし、逆に怒りすら感じているかもしれません。
そうなると、見られていなければ「むしろ言うことをきかない」可能性も。
それに、力でねじ伏せていくスタイルは楽っちゃ楽だけど、そこに甘んじてしまうと、息子が大きくなったらどうするの?…という気持ちもあります。
なので、ちゃんと理由を説明して、納得させるのがベターでしょう。
難しいですがね…苦笑
ただ「説得」という点では、私の中で1つの成功例があります。
うちの子が2歳くらいのとき、よく食べ物を床に落としていました。
誤ってとか、手元が怪しくて…ではなく、おそらく意図的に。
そのようなとき、妻は毎回「食べ物を粗末にするな!」と怒っていましたし、はじめは私も怒っていました。
でも、一向にその癖はなおりません。息子も怒られて、泣くばかりです。
怒っても怒っても修正されないということは、怒る方法ではダメなんだろうな…と思いました。
そしてある晩、どうして食べ物を落とすんだろう?…と真面目に考えます。
そして思ったのは、「食べられない」ときに落とすのだろうと。
それはわかる。そこまでは、考える前からわかっていました。
妻は食に関しても結構厳しく、絶対ではないですが、「残す」と怒って食べさていましたから。
でも、食べたくないからといって、落として捨てる行為を怒っていたんです。
で、ここからが考えて気が付いた部分です。プロファイリングに近いのかも…笑
きっと息子は考えたのです。
「食べられない」ときに、「怒られず」に、そして「食べず」にすむ方法を。
そして、息子なりに考えた結果が、床に落とすという行為だったんだろうな…と。
というのも、1歳くらいまでの赤ちゃんのときは、食べ物を“間違って”落としてしまった場合、ママは優しく対応してくれました。
拾って食べようとする息子に、妻は「落としちゃったの~大丈夫よ~」みたいな感じで、食べることを制止しました。
息子には、その記憶が残っているのでは?…と思いついたのです。
食べられないときに落とすことで、怒られずに済ませようとしているのかな…と。
当たっていたのかは、わかりません。
ただ、これに思いつくまでの間は「食べたくないから→捨てる」と短絡的に結びつけて、怒っていました。
しかし、彼なりに「食べたくない+怒られたくない」を実現させようと、過去の体験から思いついた方法だったのでは…と考えると、怒る気持ちが失せました。
そこで私は、息子に近づいて目を見て、優しく、でも真面目に語りかけました。
「もし食べられなかったら、食べられないと言えばいいから。」
「食べられなくても、落とすことはダメだよ。」
「食べられないとちゃんと言えば、パパが(ママに)言ってあげるから。」
…と。
息子はまじまじと私の目を見て、「うん」とうなずいたことを覚えています。
息子はその日以降、食べ物を落とさなくなりました。
こんな経験から、怒り続けても直らない場合は、別の方法を模索する価値はあるかなぁ…と思っています。
ただ、ケースにもよるでしょうね。
例えば、自分でトイレに行った後、「水を流さない」「電気を消さない」といったことは、しつこく言い続けたことで、直っていきました…笑。
これは単純に「それらの意識がなかった」からなんでしょう。
ともかく、子育てはパワーを使いますから、イライラするという不毛なエネルギー消費は減らしたいですねぇ。
難しいですけどね…苦笑
ちょっとした雑感まで、失礼いたしました。