どうも、サマビーです。
前回に続き、形成手術の話の続きです。
今日は、手術当日の話です。
手術当日、私は仕事がありましたので、すべてを目の前で見ていたわけではありませんが…。
昔見たシーンを再現しそうになる
当日は息子を含めた6件の手術が予定され、うちは最後の6番目でした。
予定では、手術は午後6時くらいから始まり、1時間ほどで終わると聞いていました。
リスクの高い手術ではないこと、また、私がいても何をするということもないため、妻は「仕事後に来ればいい」と言ってくれており、私は午後7時ジャストくらいに病院へ着きます。
もう終わっているかな~と病室に入ると、まだ5人目のお子さんの手術中でした。前のお子さんの手術が手間取っていたのです。
そういったわけで、手術が始まるのを妻と待つことになります。
結局そこから1時間以上待ち、うちの子の手術が始まったのは、午後9時前でした。
おそらく前のお子さんと同じ先生が、息子の手術も行うはずで、先生の集中力は大丈夫だろうか…と心配になったものです…笑。
なお、手術自体は基本的に心配していませんでしたが、「麻酔」は少し心配でしたね。
手術前の検診の際、先生に麻酔の危険性(リスク)について伺ったときは、「事故が起こる確率は、飛行機事故に遭う確率くらい」とおっしゃっていました。
まぁ、大丈夫だろうけど…
よくわからん。
そんな感じです。
そして、前のお子さんが長引いたこともあるのでしょう。息子の手術は、拍子抜けするくらい早く終わった記憶があります。ちなみに、前のお子さんの手術も無事でした。
先生だって人間ですし、疲れもあるので攻めることはなく、ささっと終わらせたのでは…と疑いたくなるほど…(すみません)…笑。
とにかく、1時間ほどで無事に息子の手術は終わり、息子と再会したのは午後10時頃です。
さほど心配はしていなかったものの、動かないようベッドにベルトで固定され、マスクや点滴の管などを付けている息子が運ばれてきたとき、痛々しく見えて、急に心配になりましたね。
そして、(古い?)ドラマとかで、子どもの手術後、ご両親が執刀したお医者さんに向かって…
「あ…ありがとうございます!!」などと、感極まっている場面があった気がしますが…
ああなるね
はたから見てどうだったのかは、わかりませんが、「気持ち的」にはなりました…。
で、息子が運ばれてきた後、先生から手術の経過等の説明を受けます。
それで、その日は終了です。
夜も10時を回っていましたし、しばらくは麻酔が効いているとのことで、私は、そこで帰ることにしました。
病院から見た夕焼け
手術翌日から、息子は車いすに乗れるようになったと聞いています。
1歳の息子とは、まだ会話ができなかったので、痛みがあるのか等はわかりませんでしたが、翌日の夜に会ったときには、いつもの息子でした。足にギブスはしていましたが。
夜には、簡単な食事もしていたと思います。
そして、そこからは病院内で、ただただ大人しく過ごす日々。
その点、まだ1歳児で良かったんでしょう。
息子はよくわかっていなかったですし、遊びたいとか、ゲームやりたいといった欲求もなく、何とかかんとか、妻は時間を消費していたそうです。
私がお見舞いに行った際は、絵本を読んだり、DVDを見せたり。
あとはひたすら、車いすで病院内をぐるぐる回っていました。
この手術のことで私がよく覚えているのは、そのぐるぐる回っていた時間です。
その際、冬だったせいか、院内の大きな窓から見える景色が綺麗でした。
入院中のせいか、少し物悲しくもあり…特に夕焼けは綺麗でしたね。
そんなこんなで、10日目には退院できましたが、長く感じましたね。1日でも早く出たかったです。
なお、退院後もギブスは1か月くらい付けていました。
家には車いすがないので、基本的にはバウンサー上での生活です。もしバウンサーがなければ、ベビーベッド上での生活になったと思います。
色々と大変だったとはいえ、ちょうどその頃に息子は寝るようになっていたので、寝れない時期よりは、楽でしたね…。
また、病院には重いケガを負っていたり、長期の入院をしているお子さんもいました。
いつ退院できるのか、また、良くなるのかもわからないお子さんもいました。
本当に親御さんは辛いだろうと思います。
だから「このくらいは、たいしたことない」と本気で思えました。
ということで、明日は退院後の話をします。