息子が扁桃腺とアデノイドの除去手術を行いました(その3) 術後の痛みについて

子ども

どうもサマビーです。
今回も息子(4歳)が扁桃腺等の除去手術を行った話の続きです。

今回は、術後の生活の話です。
前回の話は、こちらをご覧ください。



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食事の際は、3週間ほど痛みを訴えました

無事に扁桃腺とアデノイドの除去手術が終わった息子は、1週間入院した後、退院します。

先に言ってしまうと、退院した1週間後に病院へ経過を見せに行き、さらに2週間後にもう一度、病院へ経過を見せに行ってフィニッシュでした。

少し手術当時の話に触れますと、手術は夕方5時くらいに行い、その日の夜8時頃には、かすれた声で喋ることもできていました。あまり声を出さないように…とは伝えていましたけどね。

なお、手術後の数時間は、静かにおとなしくしていましたが、その後の夜中には麻酔が切れたのか、痛いと泣いていたそうです。痛み止めは飲んでいました。

とはいえ、翌日の夜に私がお見舞いに行った際には、だいぶ落ち着いていて、普通にテレビを見ていました。少し痛いとは言っていましたが。

その時点では当然、普通の食事はできません。スープとおかゆ、プリンやゼリーを少々…といった感じです。

それでも何かのひょうしに、食べモノが痛い部分に当たると、痛いと泣き始めます。

少しずつ固形の食事に戻していき、退院する1週間後には、“おじや”くらいは食べられるようになっていましたね。

ただ、普通に食べられるようになった後も、食事中に痛いと泣き始めることは、3週間くらいありましたね。もちろん、痛いと「言う」だけくらいのケースもあります。

毎回の食事ごとに痛みを訴えるわけではなく、手術後1週間(入院中)くらいは「ほぼ毎回」、手術後1週間~2週間は「1日に1回」くらい、その後1週間は「2日に1回」くらいで、手術から3週間経った後以降は、全部で2回あったかな?…という感じです。

そんな状態なので、1か月くらいは、パンなどの固めのものは禁止です。

なお、扁桃腺の除去手術は、大人も行っている方が多いので、ネット上で経験談を見ることができます。

どうも大人のほうが治りが遅いらしく、1か月くらいは「かなり」の痛みが続く…という意見が多いでしょうか…。

ただ、1か月くらい経った頃、あれ大丈夫⁉…と急に良くなる感じらしいです。

痛みさえ取れてしまえば、とても快適になるとのことで、私が読んだ経験談では、やって良かった!…という声が多数でした。やらなきゃよかった…という記事を見たことはありません。

ちなみに、息子の入院中の1週間は、痛みを訴えることが多かったので、できるだけ気を逸らしたいと思い、携帯ゲーム機(ニンテンドーDS)を持っていき、息子が大好きだったマリオが登場する「マリオカート」をやらせてあげました。

息子は、夢中になってマリオカートをやりますので、さすがにその間は痛いと言いません。

妻はゲームを嫌がっていますので、「まぁまぁ…入院中くらいは…」とたしなめながら…。

また、私は妻に対して、マリオカートを元々持っていたと嘘をつきましたが、実は気を逸らせるために買ったものです…笑。

後は絵本を読んだり、テレビを見たり、プレイルームで遊んだりしながら、過ごしていましたね。

驚くほど食べるようになった息子

経過は順調で、予定通り、手術から1週間後息子は退院します。

上で書いた通り、3週間ほどは食事の際に痛みを訴えることがありましたが、それ以外は普通の状態なので、退院後は幼稚園にも復帰です。

もちろん、食事には気を付けるように言いながら。

うちの子の場合、完全に痛みが取れるまでは少し長くかかった気がしますが…、術後1か月が経つ頃には、もう大丈夫だったと思います。

退院後は、1週間後に病院へ経過を見せに行き、術後1か月後くらいに、もう一度経過を見せに行って、それでフィニッシュ!…という流れです。

ちなみに、退院直後の息子は、私が作った「おじや」を気に入ってくれて、しばらくは私特製の「おじや」ばかりを食べていましたね。

「おじや」とは、お味噌汁に炊いたご飯を入れて、卵でとじた(少しだけかき混ぜる)ものです。

そして、退院から少し経った頃、ちょっとした変化を感じます。息子がたくさんご飯を食べるようになったのです。

しばらくちゃんとご飯が食べられなかったから…かもしれません。

ただ、元々小食だった息子は、ご飯(お米)ならば、子ども用の小さな食器の半分も食べられない感じでした。

しかし、手術後の「おじや」は、普通のお茶碗1杯以上、食べる時は2杯分くらいの量は食べました。

喉が広がったからかな…などと妻と話もしていましたが、嬉しかったですね。

また、たまたま成長期とのタイミングが合っただけかもしれませんが、よく食べるようになった息子は、2018年11月の手術後~2019年の春にかけて、ぐっと背が伸びた気もします。

私も大きくなったな…と感じましたが、2019年の春先には、妻もよく幼稚園のママ友に「大きくなったね~!」と言われたそうです。

ちなみに、扁桃腺を取ると「声が高くなる」という噂もありますが…うちの子は変わらなかったかな。

そう言われれば、そんな気がしないでもない…くらい。いや…変わらんな…笑。


ということで、子どもの扁桃腺の除去手術について、大変だったことをまとめると、

手術後1日(一晩を超えるくらいまで)は、強く痛みを訴える

手術後2~3週間くらいまで、食事中に痛みを訴えることがある(食事に気をつける)

…という感じです。

「いびき」が消えた! 無呼吸も消えた!

さて、大事なことを書き忘れていました。

手術をするきっかけとなった「いびき」です。

上の見出しにあるとおり、「いびき」は術後にすっかり消えました

入院中は、のどの痛みのことで忘れていましたが…、退院して家で寝るようになった際、明らかに消えたことがわかりました

かなり寝息が静かになったため、はじめは息をしているのか不安になり、何度も息子の口元に耳を近づけたくらいです。

起きているときと寝ているときの境目が、すっかりわからなくなりました。

また、風邪などを引いた際、息が詰まることもなくなっています。

もともと、この無呼吸が怖くて医者に相談し、手術することになりましたので、うちの子の場合は、やっぱり手術を行って正解でした。

息子にしてみても、当時は大変だったと思いますが、その後、苦しむことがかなり減ったのであれば…良かったのだろうと考えています。

この手術を行ってから、今はちょうど1年が経ちます。

そんなこんなで、扁桃腺除去手術の体験談でした。

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