【できるだけ】仕事と不整脈について語ります【無理はしない】

身体・健康

こんにちは、こんばんは。
サマビーです。

今日は2020年4月1日(水)。

いやぁ…何とか3月が終わりました。そんな気分です。

で、このブログを読んでいただいている方は「また不整脈の話かい!」…と思うでしょう…笑

ただ不整脈に関しては、検索エンジン経由でこのブログにたどり着かれる方が多いようです。

ささいなことでしょうが…経験談を書くことで、何かお役に立てることがあるかもしれません。

そこで、不整脈(期外収縮きがいしゅうしゅく)をもちながら、15年以上の会社勤めをした者として…

「仕事」に関して、思うところを書いておきます。会社勤めは現在進行形です。

なお、私は医者でも専門家でもなく、単なる「経験者」にすぎません。個人的な経験談や思ったところを書くだけですので、その辺はご理解のうえお読みください。

スポンサーリンク

ポンプ機能が60%を下回った時期あり

そもそも「不整脈(期外収縮)」とは何ぞや?…という話は、以前に書きましたので省略しますね。

その辺は、すぐ下にある以前の投稿をご参照ください。

私の不整脈は「(心室性しんしつせい期外収縮きがいしゅうしゅく」というもので、一般的には「危険な不整脈ではない」とされているものです。

ただし、かなりの頻度ひんどで不整脈が出ていましたし、かなり動悸を感じるタイプでした。

よって、生活への影響は大きいものでした。

かなり楽天的でいい加減な私でも…そこは「大丈夫でしたよ~」というレベルではなかったですねぇ…。

とはいえ、今も会社勤めを継続しつつ、夜な夜なこのブログを書いているくらいです…笑

ですので、同様の症状の方も、妙に心配しないでいただければと思います。

そうは言いましても、今から考えれば、治療というか、薬を飲んで不整脈を押さえるべきだったのでしょう。

ひょっとすると発覚した当初は、良い薬がなかったの”かも”しれません。

長きにわたって、また、かなりの頻度で出ていた症状を放置していた私は「慢性心不全まんせいしんふぜん」という状態になってしまいます。

まぁ、病院の先生からは「おそらくそうだろう…」と言われましたが、放置していたこととは、関係がないのかもしれませんけどね。

とにかく、ざっくりと言うと、心臓のポンプ機能が弱ってしまい、最も悪い時期で、一般的な人の約60%弱にまでポンプ機能が落ち込んでいました。

この時期は確かに、シンドかったです。

仕事中にぶっ倒れてしまう…と感じた瞬間は何度もありましたし、調子が悪い時期が続くと、毎日早退しよう…と考えていました。

調子が悪い時期は、座っているだけでもシンドい。

我ながら、よくそんな生活をしていたなと思います…苦笑

でも、その間もずっと仕事をしていました。

で、今回伝えておきたい結論を書いておきますね。もちろん、これは「私の場合」の個人的な意見です。

①危険な不整脈でなければ、心配しすぎない
②でも、できるだけ無理はしない努力はする。
③ツラい場合は、早めに相談治療を検討

こんな感じです。

私はいい加減で、楽観的なので、上記①の「心配しない」要素が強すぎました。

②の「できるだけ無理はしない」も心がけましたが、仕事を続けていると、そうも行かない場面は多いですよね。

辞職覚悟で、振られた業務を突っぱねる度胸はなかったですし、まぁ、それをやっていたら本当に辞めていたのでしょう。

医者に相談することなく我慢し続けた結果、少しずつ悪化してしまい、慢性心不全の状態となります。

ちなみに最終的には、余りにしんどい時期が続いたので「これはおかしい…」と専門病院へ向かいます。

もう手術(カテーテルアブレーション)を行い、楽になりたい…と考えていましたね。

つまり、ここで上記③をやっと発動したんです。遅すぎました…苦笑

その結果、薬を飲むことを勧められて、今に至ります。

それまで薬を「勧められた」ことがなかったので、飲んでいなかったんですね。

薬を飲みはじめたことで、動悸を感じることは「かな~~~り」なくなりました。

それから数年たった現在では、心臓のポンプ機能も通常の方と同じレベルにまで回復しています。

普通に生活できますし、運動もできます。

むしろ運動はしたほうが良いでしょう。マラソンですら無茶をしなければOKが出ています。

ただ、薬は飲み続けなければならない。

「メガネがないと生活ができない」ようなもんだ…と前向きに考えています…笑

ただ変な話、新型コロナウイルスのせいで医療崩壊が発生すると、薬が手に入らなくて困るなぁ…とか考えていますけどね。

ということで、割とキツい状態でしたよ…ということをお伝えした前提で、どう仕事に向き合っていたのか、こなしていたかの話に入ります。

できるだけ無理をしなくなった…のは事実

先に②の「できるだけ無理はしない」の話から始めます。

不整脈(期外収縮)で悩まされながらも、どのように仕事に向き合っていたか?

私の場合、我慢して普通に働いていました。それも10年という単位で。

「危険な不整脈ではないんでしょ?」「何かツラいけど、大丈夫なんでしょ?」と信じていました。

実際のところ、今も生きているので、間違いはないのでしょうが…。

あと医者から、これといった治療や薬を勧められなかったことで、私の中で勝手に「治療法はない」と思い込んでいましたね…苦笑。

何とか日々をやり過ごしながら、10年以上は働き続けてきたということです。

ただ、疲労の蓄積なのか、歳のせいなのか、また、同時に持っていた”めまい”も酷くなっていったこともあり、徐々に無理がきかなくなっていきます。

ある時、強いめまいが発症して、数日休んだことをきっかけに、できるだけ無理をしない働き方へとシフトしていきました。そうせざる得なかったのです。

この時の心情としては…
   ↓
「こりゃ長続きさせるのは無理だな…」
   ↓
辞めるのもしゃーない
   ↓
なら、できるだけ無理はやめよう」(評価が下がってもしゃーない)
   ↓そのうえで
引っ張れるだけやってみるか…

…という感じです。



そうせざる得なかったことが1番ですが、辞職もやむなし…と思えば、いい子を演じて、無理することを減らすことができます。

その時々の程度問題はありますが、少なくとも残業はやめて、定時に帰るようになりました。

周囲がどれだけ残っていようとも。

私の勤めている会社では、定時に帰りずらい雰囲気があります。

ですので、本当は帰れる状態でも、何となく残っていたことが多々ありましたが…

それをスッパリやめた、と言うことですね。

あと、仕事の総量は変わらないとしても、 持ち帰って「休日」に処理することで、オーバーヒートしないように、1日の業務量をコントロールしましたね。

これは今でも変わりません。

なお、ここ1~2年はある原因で、割と皆が遅くまで働き気味です。毎日定時で帰るのが、正直気まずい。

それでも私は定時で帰り続けています。それはもう潔く。定時ピッタリに。

どの道、無理がききませんし…苦笑。

まぁ、どうせ無理がきかない以上、「そういう人」だと認識してもらったほうが、長い目で見ればベターなのでしょう。

もちろん、自分の身体のことは伝えていますけどね。

でも、本当に調子が悪くなる前は、言えなかったんですよね~。

なお、業務の性質上、自分で仕事量や業務時間を調整できない場合は、キツいでしょう。

そのような場合、転職も視野に入れねばならないかもしれません。

ただし、場合によっては「治療」により改善する可能性はあると思います。私がそうでしたから。

ということで、少し長くなったので、この話は続けさせていただきますね。

失礼いたしました。

タイトルとURLをコピーしました