どうもサマビーです。
ここまで子どもの話は苦労話が多かったので、楽しい思い出もたまには…笑。
言わずと知れたテーマパーク、ディズニーランドにはじめて息子を連れていったときの話です。
遊園地が苦手な私がディズニーランドの凄さを知る!?
私は幼い頃から遊園地が苦手でした。
そもそも乗り物が苦手だったため、電車や車に乗らなければならない遠出が嫌でしたし、ましてや着いた先でクルクル回る乗り物に乗るなんて…。
小~中学生の頃は、妙なプライドを発揮して「乗り物が嫌」とは言い出せず、皆で行こうとなったら内心イヤイヤで行っていました。着いた先では「俺はいいよ…」などと言いながら、できるだけ乗り物には乗らずに…。
大学生になった頃には、かろうじて(回転しない)ジェットコースターくらいは大丈夫になりましたが、もう今はダメだろうなぁ…。
怖い怖くないの話ではなく、気持ち悪くなります。
そういったこともあり、みんな大好きなディズニーランドも、興味がありませんでした。
もともと遊園地嫌いの人間ですし、行ったら行ったで、すごい混んでるじゃないですか。誘われて行くことはあっても、楽しいと思ったことは…ごめんなさい。
ちなみに、妻はディズニーランドが大好きなので、行きたがらない私にブーブー言っていましたね。
そんな私ですが、さすがに息子は連れて行ってあげよう…という話になります。
息子が2歳半の時でした。
息子はそれまで、ディズニー系のアニメや映画などを見たことはなく、ディズニーに関する前情報は、ほぼゼロの状態です。
「ほぼ」というのは、プーさんのぬいぐるみは家にありましたし、ミッキーマウスやミニーマウスといったキャラクターがプリントされている洋服やら食器、ちょっとしたおもちゃくらいは、見たことがある…というレベルです。
そんなこともあり、私の息子ですし、乗り物も強くなさそうなので、少し大きめの公園に行ったときと同レベルの反応だろうと考えていました。
よって、一度連れて行けばよいかな…くらいに考えていました。
入口付近で雰囲気を察した息子
当日、ディズニーランドの入り口に着いたときは、「ここどこ?」といった感じでキョトンとしていましたね。
ただし、かわいいモノレールは走っていますし、お城やら何やらが見える。楽しそうな音楽も流れていて、いたるところに飾り付け…。
何やらとても楽しい場所だ…ということは感づいたようです。
入り口に入った直後、ピアノ付の自転車というか、自転車付のピアノに乗ったおじ様が愉快な演奏をしていまして、その時点で息子はハマり始めます。
それまで、あまりそんなことはありませんでしたが、演奏にあわせてニコニコと手をたたき始めました。
その場でしばらく演奏を楽しませた後、入り口付近のゲートを抜けると、ちょうどお昼のパレードが始まる時間だったので、場所を取ってパレードを観ることにしました。
2歳半の赤ちゃんが、パレードなんか喜ぶのかいな?…とか思っていましたが、
激ハマリ
次から次へと来るキャラクターのパレードを夢中になって眺めます。
音楽に合わせて手を叩いたり、「あっ!あ!」とか言いながら指を指したりしつつ。
認識していなかったはず…というか、していなかったと思っていたのに、最後にミッキーマウスとミニーマウスが通ったときには、「ぴっきぃ~!」とか言って手を振る始末。
すげえなディズニーランド…。
はじめてディズニーランドの凄さを認識した瞬間でした…笑。
はじめて見た「超集中」した顔
2歳児の息子は「ミッキー」と発音できず、その日からミッキーマウスを「ぴっきー」と言い続けていました。
それが可愛かったので、わが家ではいまだに「ピッキーマウス」です…苦笑。
なお、「ミニーマウス」は、「ミニーマウス」。
さて、割と混んでいたこともありますが、2歳児なので入れるアトラクションも少なく、パレードが終わると、しばらくは園内をあちこち散歩する感じに。
トゥモローランドなどで、少し子どもの遊び場があったりするので、少し遊ばせたりしながら…ですね。
ぶっちゃけ当日、私は仕事でめちゃくちゃ疲れていまして、とにかく横になりたい…という心境でしたが、あまりの息子のハッスルぶりに、連れてきて良かったと思いましたね。
というか、この日はじめて、ディズニーランドが楽しいと思いました…笑。
夕方前に「イッツ・ア・スモールワールド」に入ると、さすがに疲れていたのか、息子は途中で寝てしまいます。
これで少し休める…とか思いながら、レストランで早めの食事をとり、私は早々に夜のパレードである「エレクトリカル・パレード・ドリームライツ」の場所取りをすることにしました。パレードの1時間前くらいでしたかね。
優しいお父さんだな…なんて思わないでくださいね。
とても疲れていたので、ただ座っていたかっただけです…笑。
ともかく、息子たちはその間に船に乗り、えぇっと「船」は雑でしたね。
蒸気船マークトウェイン号です。
その後にエレクトリカル・パレードを観ます。
ちなみに、この話を書くために調べるまで勘違いしていましたが、
「エレクトロニカル・パレード」ではなくて、「エレクトリカル・パレード」なんですね。
数十年も誤解していました。
昔、週刊少年ジャンプに「魁(さきがけ) 男塾」という漫画が連載されていまして、連載開始後2~3年経った頃、友人が「輝け 男塾」と言った(勘違いしていた)際、むちゃくちゃ笑った記憶がありますが…、あまり人のことは言えないようです。
あ、言い間違いの話をもう1つ。
イカ天バンドの「たま」の「さよなら人類」という曲があるじゃないですか。
若い人は知らないかな。
その曲のサビで、「きょう~人類がはじめて~木星に着いたよ~♪」
という部分がありますが、妻はつい先日まで、
「巨人軍がはじめて~」と勘違いしていました。
…さて、まぁ、エレクトリカル・パレードは大人でも凄いと思いますよね。特に初めて見た際には。
なので、息子も驚いたのでしょう。
もの凄い真剣な顔をして、パレードを眺めていました。
こんなに集中した顔を見るのは、はじめてという顔でしたね。そんなCMがあったような気がしますが、ちょっと怖いくらい。
で、エレクトリカル・パレードが終わった後、帰ることにしました。
かなりクタクタになりましたが、とてもエンジョイできた1日でしたね。
その後、しばらく息子は「ぴっきー」に激ハマリしまして、何かあるとディズニーランドに行こうと言っていました。
年に数回ではありますが、今でも行っています。
最後に余談。
はじめてディズニーランドに行った「翌日」。
地元の公園で開催されていた、市民祭りに行きました。
そのお祭りで、女の子の宇宙人のキャラクターの着ぐるみがいまして、
息子は発見すると、「あっ!」と言って、近寄っていきました。
前日、ディズニーランドでたくさんの着ぐるみ(キャラクター)と会いましたからね。
スカートをはいた女の子のキャラクターでしたが、息子が近寄ると、
「よく来たなぁ~ぼうず~」と、むちゃくちゃおじさんの声がしました。
それを見た妻がしばらく、「プロ根性がない」と怒っていましたが…ディズニーランドと比べちゃダメでしょ…。