【熱せん妄!?】子どもが40度の高熱を出しました

子ども

どうもサマビーです。

先日は「ついていない息子に曲を送るぜ~」なんて書きましたが、その後、息子は40度のもの高熱を出してしまい、なかなか大変でした。

私の感覚だと、38度を超えるともう無理…って感じですが、子どもは39度を超える熱を出したりするんですよね。

少し慣れはしましたが、
さすがに40度の熱とか怖いわ…苦笑

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熱せん妄が出ました 「怖い」と取り乱す息子

一昨日の夕方、息子の食欲がないな…と思うと39度の熱があったようです。

その直後、私が仕事から帰ったわけです。で、前回の記事を書いたと。

症状は熱だけでしたので、そのまま寝かせましたが、その後40度まで熱が上がります。

さすがに40度になると、病院へ連れて行くべきなのか悩みますね。

ただ、通常の熱のケースとさほど様子が変わらなかったこと、また、水分も補給できていたので、そのまま頑張って寝てもらうことに。

すると夜中の2時頃、突如寝ていた息子が起きて、泣いて取り乱しはじめます。軽く錯乱状態でした。

はじめは「わっわっわ!」とか言いだして、「あそこに行こう!」と部屋のすみを指さします。

悪い夢でも見たんだな…と思い、「はいはい大丈夫だよ~」と部屋のすみまで連れていってあげましたが、その後も「怖い」と取り乱したり…

自分の足を伸ばしながら、私にも「こうして!」とか言いだしたり…

布団を指さして「あれ食べたい!」とか言いだします…汗

いや…かわいそうだな…と思いつつも、パニクってる子ども(人)を言い聞かせようとしても難しいと思ったので、言うことを聞きつつ抱っこしたり、 ジュースを飲ませたりして落ち着かせまして、1分くらいで落ち着きました。

その後、もう1回早朝くらいに取り乱しましたね。

翌日に調べますと、おそらくこれが「熱せんもうだろうと。

各病院等の記事を見ますと「熱せん妄」とは、高熱時に、子どもが支離滅裂な行動や話を始める症状で、1歳~10歳台の子どもでは、珍しくない症状とのことです。

翌日に病院の先生に相談してみたところ、熱を出すとあるとのこと。

夢と現実の区別がつかずに、パニック状態に陥っているので、落ち着いて対応してあげればよいとのことでした。

まぁ、私の対応は間違ってはいなかったようです。

ただ、「珍しくない」って本当?…と思い、ネットで調べてみますと、確かに、同様の経験をされている親御さんがちらほら。

しかし、私は聞いたことがありませんでしたし、職場の皆さんにリサーチしてみると、皆さん経験がないとのことで、ちょっと不安になりましたね。

「うなされる」くらいならば、しょっちゅうあった…とのことですが。

なお、子どもの年齢がそれなりに高い場合、外に飛び出してしまう危険などもあるようなので、やはり高熱時には、目を離せないですね。

実際に息子は「あそこ!あそこ!」とか言いながら、移動しようとしていましたし。

割と私は落ち着いて対応できたと思いますが、妻は困っていました。

多分、私が落ち着いていたのは、私も25歳くらいの頃、似たような経験があったからです…苦笑

4~5日間高熱が続いたある時、何と言えばよいのか…悪夢を見たわけではないですが、夢から覚めると「頭がわーーっ!」となった経験があります…。

ちゃんと理性も残っていて、自分でもおかしい…とわかるのですが、衝動的な感じですね。

本当に上手く言えないですし、繰り返しになりますが…

頭が「わーーーっ!!」ってなる…苦笑

その後、これは自分でも危ないと思い、少し大きな病院へ行きまして、抗生剤をもらい、快方に向かいました。

その前に、近所の街医者で薬はもらっていたのですが、その薬を飲んでも「熱が下がる→数時間で高熱に戻る」を繰り返し、最後に「わーーっ!」となったんです。

大きな病院では「自力で治せないほど悪化しているから抗生剤を…」と薬を処方されました。薬に命を救われた気がします…。

そんな経験もあって、パニくった感じは何となくわかるんですよね。

ちなみに、現在の息子はだいぶ治りましたが、パニくった際の記憶があるか尋ねてみると、覚えていました。自分でもよくわからなかった…と。

で、いくつかのサイトを見て回ったところ、「熱せん妄」に対する対処法としては、

①子どものそばから離れない。
 子どもが夢か現実かよくわからずに興奮状態になるので、外に飛び出す危険などを防ぐなどの必要がある…ということ。

②身体を冷やして、薬をちゃんと飲ませる。
 太ももの付け根、脇の下、首を冷やしてたり、薬を飲ませて少し熱を下げるとよいそうです。翌日に行った病院でも、熱せん妄が出た場合は熱さましを…と言われました。まぁ、この辺は考え方にもよるでしょう。

③子ども身体に触れて、安心感を与える。
 子どもは、不安で心細い状態になっているので、手を握るなどして、話を否定せずに聞きながら、抱きしめてあげたり、頭を撫でてあげたり、不安を取り除いてあげる。

とのことです。

基本的には、数分で収まるようですが、それ以上持続するような場合や、痙攣けいれんやひきつけを起こす場合は、脳炎・脳症の可能性が高いので、速やかに医療機関に行くべし…と。

個人的には、救急車を呼んでよいレベルだと思います。それだけ脳炎・脳症は怖いです。

熱せん妄を起こしている息子を見ているのは、かわいそうでしたが、それよりもインフルエンザ脳症の不安がよぎりました。

少し触れておきますと、インフルエンザ脳症は、小さい子どもがインフルエンザを患った際に発病しうる重い合併症です。

死亡率は約30%、25%の子供に後遺症が残るそうです。1年に100~300人の子供がかかるそうで、年齢では1歳をピークとして、幼児期に最も多く発生するとのことです。

症状としては、意識障害の頻度が最も高く、痙攣、麻痺、嘔吐、異常行動がみられるそうです。

インフルエンザの発熱から数時間~1日以内に神経症状が出ることが多いようで、子どもの「熱せん妄」は珍しくないようですが、異常行動が長く続くときや、痙攣を伴った場合は脳症の疑いがあるので要注意とのことです。

皆勤賞は途切れましたが、そんなことは…

高熱と熱せん妄の心配を経て、朝にはスッキリと熱が下がっているといいな…と思いましたが、さすがに今回は無理でした。

明け方には、一度37度台まで熱が下がりましたが、朝起きて、活動をはじめると再び39度台に戻ってしまいます。

もちろん、インフルエンザの疑いも強かったので、病院へ行きました(結果は陰性)。

妻は病院へ行った後、 少しでも息子を幼稚園に行かせて、皆勤賞を持続させたい…と考えていたようですが、さすがにそれも無理ですね。

ここで息子の皆勤賞は、途切れます。

特に今年の春以降、色々とやりくりしてきた妻は残念がっていましたが…

ちゃんと治れば、
もう皆勤賞などいいですよね。

しかも、私がその夜に仕事から帰ると、息子にはまだ40度以上の熱が…。

「40.4」とかいう体温計の表示、生まれて初めて見ましたよ…苦笑

解熱剤を使わずに1日頑張ったことですし、その夜は解熱剤を飲ませました。

タイミングが良かったのかもしれませんが、飲ませると1~2時間で、す~っと熱が37度5分まで下がりました。

ただし、その晩も2度ほど「熱せん妄」が出て、前夜より少し長かったかな…。治まるのに2~3分かかった気がします。

しかし、身体が楽になったのか、基本的にはスヤスヤ寝始めまして、翌朝にはすっかり熱も下がりました。

お腹が空いたとご飯も食べられるようになり、今は少しホッとしたところです。

ともかく、「熱せん妄」について他の方のブログ等を眺めていると、高熱ではなくても出るケースもあるようです。

また、経験談を眺めていると、うちの子と同じような状況でした。

しかし、高熱やら何やら…子どもについては悩ましい判断を迫られる場面が訪れますが、ご参考の一助になれば。

失礼いたしました。

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