どうもサマビーです。
皆さんは「いびき」をしますか?
私はかなりうるさいようで、学生自体の部活動の合宿などでは、かなりやいやいと言われてきました…笑。
うちの息子も赤ちゃんのときから「いびき」をしていたのですが、遺伝しただけで、そういうものかな…と思っていました。
赤ちゃんは「いびき」をするの?
そもそも赤ちゃんは「いびき」をするの?…という話からはじめますが、することもあります。現にうちの子は、かなり早い段階からしていました。
赤ちゃんが「いびき」をする原因を調べてみると、次のものがあるそうです。
①風邪をひいて、鼻づまりがあるとき
②疲れているとき(一時的なもので問題なし)
③枕が高く、顎を引く体勢となり空気の通りが悪い場合
④生まれつきの骨格などで、空気の通りが悪い場合
⑤扁桃腺やアデノイドが大きく、空気の通りが悪い場合
⑥舌下沈下(舌が喉の奥に落ち込む)がある場合
⑦睡眠時無呼吸症候群
上記①~③のように一時的なものならば、問題はないのでしょう。
対応策としては、赤ちゃんの肩の下に、程よい高さのタオルなどを置いて、枕が高くなりすぎないようにする方法があるようです。
また、病院の先生から聞いた話では、仰向けではなく、横向きのほうが空気の通りがよくなるそうです。
うちの子は寝相が悪く、枕を使わないで寝ていることも多かったので、枕の調整では「いびき」はなくならなかったと思います。
また、横向きにしてあげても、動いてしまうので、そのコントロールは難しかったですね。
問題は⑤~⑦でしょう。⑥の舌下沈下については省略させていただきますが、以下、⑤の扁桃腺やアデノイドが大きい場合と、⑦の睡眠時無呼吸症候群に関する体験談を書いていきます。
呼吸が詰まる感じが、ずっと心配でした
冒頭で書いたように、「私自身」はかなり「いびき」がうるさいようです。
もちろん、本人にはわかりません…笑。
妻からは「それじゃぁ疲れもとれないはずだよ…」などと言われますが、本人に苦しいといった感覚はありません。気持ちよく眠れています。
また、私には兄がいるのですが、兄のいびきもすごかった…。かなりすごい。よく寝れるな…というくらい…笑。
そして、私の息子も赤ちゃんのときから「いびき」をかいていました。
はじめは、赤ちゃんも「いびき」をするんだ…と思いましたが、私もすごいそうですし、苦しい感覚もないので、遺伝だろうし、問題ないと思っていました。
しかし、「小さい子どもがぜん息になったときの体験談 その1」などでお話ししたように、息子はぜん息もちであり、年に数回はクループ(症候群)も発症します。
そして、風邪をひいたり、ぜん息を発症している時期には、咳込むことが多いだけではなく、もともと空気の通りが悪いのか…どうも呼吸が詰まるというか、呼吸が止まる時間があるように見えました。つまり、睡眠時無呼吸症候群があるのでは…と考え始めたのです。
睡眠時無呼吸症候群 (SAS)は、眠っているときに呼吸が一時停止したり、低呼吸の状態が引き起こされる病気です。赤ちゃんや子どもの場合、いびきをかきながら呼吸が止まる状態になるケースが多く、発見が遅れやすいので注意が必要とのこと。いびきが激しく、呼吸が度々停止している場合などは、早急に医療機関を受診したほうがよいとのことです。
息子は風邪を引いている期間中、「いびきをかきながら、一時ピタッと呼吸が止まる」感じがあったため、まさに上記に当てはまる感じでした。
また、当時からネットでちらちら調べていましたが、その際に「陥没呼吸」という文字を目にします。陥没呼吸とは、息を吸う際に、胸部が陥没する状況です。詳しいメカニズムはわかりませんが、呼吸をする際、みぞおち付近がペコっと凹む感じです。
youtubeに「陥没呼吸」に関するイメージ動画がありましたので、貼っておきます。
そして、この陥没呼吸が見られる場合は、それだけ呼吸がしずらいためか、成長にも悪影響があるという記事を見ました。また、いびきが原因で深い睡眠ができないと、成長ホルモンの分泌が低下して、発育や学力の恐れにつながりかねない…と。
息子の場合、病院に行ったほうがよいのかな?…でも、それほどでもないのかな?…と、しばらく気になってはいました。
そんな折、クループ(症候群)でいつもの夜間対応の病院に行くことがあったため、「赤ちゃんの頃から結構いびきをすること」、また、「ちょくちょく呼吸が詰まる感じがあり、止まる瞬間もある気がする」と先生に相談してみたんです。
すると、その先生が息子の扁桃腺とアデノイドを診てくれまして、「確かに大きい」ということがわかります。
ただし、大きさでいうと大きい子どもの「中の上」くらいで、切除手術をしたほうが良いか否かのボーダーラインくらいとのことでした。
また、睡眠時無呼吸症候群については、改めてその病院の睡眠外来を受診して、テストをしてみると良いとのアドバイスをいただきます。テストとは、色々と計測機器を付けて一晩寝てみる…といったもののようです。
さらに、その先生によれば経験上、根拠はないものの、扁桃腺を取るとぜん息が収まるケースもあるとか。空気の通りがよくなるせいでしょうか。
そこで、睡眠外来の受診と、扁桃腺の除去手術も検討しようかなぁ…と考え始めていました。
陥没呼吸を見て、手術を相談することに
「いびき」自体は気にしていませんでしたが、素人考えで「いびき」をするということは、それだけ空気の通りが悪いということなのでしょう。
その対応策として、扁桃腺の除去手術の話が出ましたが、手術(しかも喉)となると、かなり気が引けます。また、扁桃腺ももともと人間の身体についているもので、取ってしまってよいものなのか…。
また、私もすごい「いびき」をするものの、苦しい記憶はありません。なので、切らずに済むならばそうしたいなと。
とはいえ、寝ていて呼吸が詰まる感じは心配なので、妻と睡眠外来を受診しようか…と話をしていた矢先でした。
風邪を引いて寝ていた息子を見て、陥没呼吸では?…思える呼吸をしていることに気が付きます。
これはよろしくない!…と思い、足の形成手術を行った大きな病院へ、睡眠時無呼吸の件と扁桃腺の手術について相談しにいくことにしました。
病院の先生がどういう反応をするかと思いましたが…、扁桃腺については「一般的な手術だし、取って悪いものじゃなく、よいと思います」というあっさりとした回答でした。
喉の写真も撮り、息子の扁桃腺は確かに大きいこと、また、風邪をひいてこれがさらに腫れた場合は、おそらく気道の半分以上は埋まってしまうのではないかと言われました。
そうだったのか…それは苦しい…。
ですので、その先生はむしろ取っちゃったほうが良いとの見解で、背中を押してくれた感じです。
そこで、もうやろう!…と決断します。手術を決めたのは夏前の話ですが、その年の11月に手術を行うことになりました。息子が4歳の時です。
また、扁桃腺と一緒にアデノイドも取ることになりました。
正直よくわからなかったのですが、一緒に取ってしまうのが一般的で、そのほうが良いと。
なお、扁桃腺などを取ることについては諸説あるようですが、その病院では、別に問題ないとの見解でしたね。まぁ、ここは信じようと。
また結局、睡眠時無呼吸症候群については、特に検査等をすることがなく、扁桃腺とアデノイドの除去手術をしてから様子を見よう…ということになりました。それで解決するのではないか…ということです。
少し長くなりましたので、扁桃腺とアデノイドの除去手術の話は、後日に行います。