どうもサマビーです。
私は20代の後半に不整脈(期外収縮)が発症してしまい、かれこれ15年ほどの付き合いになります。
今日からは、その辺の話を書きます。
そもそも不整脈(期外収縮)とは?
「不整脈」と言っても、様々な種類があります。
病院の先生によれば、心臓が「通常と異なる動き」をした場合は、すべて不整脈と言いうるそうです。
大げさな言い方をすれば、走って脈が速くなったり、好きな人の前で、心臓がドキドキしてしまうのも不整脈なんでしょう。
そう…ムカツク上司の前であっても…苦笑。
ちなみに、脈が速くなることを「頻脈」、逆に遅くなることを「徐脈」といいます。
「頻脈」になると苦しいですし怖いですよね。逆に「徐脈」になると、身体に酸素が回らなくなって危ないです。
いわゆるペースメーカー(電気刺激を心臓に送り、鼓動させる装置)を付けている方は、「徐脈」の方になります。
で、この「通常と異なる動き」をする不整脈の中に、「脈が飛ぶ」タイプの不整脈があります。それが「期外収縮」と言われるものです。
例えば、普通は「トン・トン・トン」と一定のリズムで鼓動がありますが…
それが「トン・トン………トン・トン・トン」と、本来入るタイミングで鼓動が入らないというか、脈が飛んで不規則なリズムになります。
この脈が飛んだ際に、動悸(心臓がドクっと波打つ感じ)がしたり、胸がつまる感じがしたり、不快感を伴います。
また、痛みというほどでもありませんが、少し胸がチクチクする感じもあったりします。
ちなみに、この期外収縮があったとしても、気が付かない人もいるようです。それは幸せなことだと思います。
基本的に、この期外収縮は危険な不整脈ではないため、むしろ問題は動悸等で生活に支障が出ること…と言えるからです。
私の場合、ある時期から、なんか息苦しいというか、変な感じがして眠れない日が数日ありました。そして、とある晩に「これ心臓がおかしいんじゃね?」と気づきます。
自分で脈をとってみると、げっ…脈を打たないときがある…。
まいったなぁ…と思いながらも…怖いのですぐに病院へ行くと、色々と検査をした結果、心室性期外収縮との診断を受けたのです。
なお、検査というのは、「心エコー検査」という超音波を胸にあてて、動画でうごきを確認したり、「24時間ホルター心電図」といって、小型の心電図をとる計測機器を24時間付けて、どのくらいの頻度で不整脈が出ているのか、また、危険な不整脈が出ていないかなどを確認する検査です。
ちなみに、この「24時間ホルター心電図」で使う機器について、15年前は、割と大きい計測機器をぶら下げていました。昔あったカセットテープのウォークマンくらい。
腰部分にポシェットみたいなものを付けて、そこに機器を入れる感じです。
ところが、最後に計測した1年ほど前は、かなり小型化されていて、ただ胸にペタペタと計測パッドのようなものを貼り付けるだけでした。
腰にポシェットをぶら下げる必要がなくなっていたんです。
これ、わかる人は、吹き出すところです。
もう装着しているのを忘れて、お風呂に入ろうとしちゃったレベルです(マジで)。
どの分野でも日進月歩といいますか、助かります。
一般的な期外収縮は、危険ではない
期外収縮が起こる原因として、何か心臓に病がある場合は別ですが、一般的な期外収縮は、危険なものではないと言われます。
期外収縮は、自律神経のバランスの崩れたときに起こることが多いようで、アルコールやカフェインを含む飲料のとりすぎ、睡眠不足、疲労、ストレスなどが誘因となります。
そして、これらの理由で起こる期外収縮は、まず心配のないものと言われています。
私もいくつかの病院へ行きましたが、ざっくり言うと、どこでも「さほど心配はいらない」という診断でした。
ただ、最初に行った病院で「お茶やコーヒーを飲むな」と言われて、そりゃ無理だ…と思いました…苦笑。
お茶もコーヒーも無茶苦茶好きですから…。
ちなみに、その最初に行った病院では、お偉いさんの先生が担当となり、取り巻きに若いお医者さんが3~4人いる前で診察を受けました。
そして、ちょっと嫌な感じの物言いをする方でしたし、お茶を飲むな…というのが本当なのかも確かめに、セカンドオピニオンとして別の病院に行きます。
すると、その病院の先生は話のわかる方でして…
「好きに自由に生きよ!」
と言われました…笑。
はい、そっちを採用!
やっぱりセカンドオピニオンは大事ですね。うん。人生観が合う人がいいわ…笑。
まぁ、ストレスがよくない、ということが言いたかったのでしょう。
そういったいきさつもあり、私はお茶もコーヒーも普通に飲んでいます。
それに私の場合は…ということかもしれませんが、体感として、お茶とコーヒーは関係ないかな…。
少し長くなりましたので、
今日はここまでにします。
次回は、どういったことがあると不整脈(期外収縮)がよくでてしまうのか、また、その場合にどうすればよいのか…といった経験談を書きます。
無理はいけない…。