【ひたすら】ずっと不機嫌な上司がいた話【かかわらない】

仕事

こんにちは、こんばんは。
サマビーです。

今日は2020年5月4日(月)。

先日はワンマン社長に関する話を書き始めましたが、その「特徴」をあげただけで長くなってしまいまして、一度止めております…笑


よって、まだ「本編」の話を書ききっていないのですが…

その話の最後に触れた、とにかく不機嫌な上司がいた経験談を先に書きます。

ちなみにその上司ですが、今はどうしているのか知りません。

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見た目にイラついているのがわかる

私が今の会社に勤め始めた頃、非常に厄介な上司がいました。

現在もいるワンマン社長もかなり厄介ですが、その上司のほうがさらに厄介でしたね。

ひとまず、その上司のことを「イラじょう」(イラつき上司の略)とします。

このイラ上がいたため、ワンマン社長(以下「ワン社」)が比較的目立たなかったといも言えるでしょう。


さて、イラ上は、とにかくイラついていました。

基本的に不機嫌で、何かちょっとでも気に食わないことがあると周囲に当たり散らす感じです。

最悪なことに、役員であり、現場責任者でした。

それだけ忙しくてプレッシャーも感じていたのでしょう。しかし、だからと言って他者を攻撃してよい理由にはなりません。

しかも、ひたすらイラついて他人と接していたので、あれでは伝わることも「伝わらない」。

怒りはじめる基準は不明確で、結局はその時々の気分(機嫌)だったのでしょう。

このイラ上に関してよくあったことが、何か業務の説明をする際、説明が雑で何を言っているのかが本当にわかりませんでした。

これは全員が言っていたことです。

私は勘がよいほうなので、「こういうことかな?」と仕事を進めることができまして、難を逃れていたほうです。

しかし、勘が外れた人は怒られていましたし、聞き直そうものならば、より不機嫌になって暴言を吐かれたりしていました。

今でいうパワハラは上等。「パワハラなくして会社は回せない」くらいに思っていたはずです。「言葉の暴力」は日常茶飯事でしたね。

「類は友を呼ぶ」なのでしょうか。この「イラ上」は「ワン社」に見初められて、会社の役員に抜擢されたようです。

ワン社としては、手段を問わずに社内を統制できる人を欲していたんでしょう。

そんなこともあってか、イラ上はワン社の言うことは絶対でしたし、おべっかばかり使っていました。

他方、ワン社もイラ上を信頼し、褒めちぎって、会社の仕切りはほぼ任せていました。

しかし、最後のほうはイラ上もワン社に苛立ちを覚え、「仕事してねぇくせに邪魔すんな」と陰で文句を言っていましたねぇ…苦笑

イラ上の最後を先に言ってしまうと、怒りが頂点に達した先輩社員達が団結し、クーデータを起こします。

具体的には、ワン社に怒りをぶちまけ始めました。

するとワン社は手の平を返して「そんな奴とは知らなかった…」などと言い始め、ワン社はイラ上を干し始めます。

知っていたくせに…とは思いますが、毒を以て毒を制す状態です。

権限をはく奪して降格、さらに追い出し部屋のような部屋に追いやって、イラ上は辞めていきます。


ちなみにその後、会社は良い方向に進むかと思いきや、今度は「ワン社」が暴走し始めました。

ドラえもんの「独裁スイッチ」の話を見ているようでした…苦笑

そして、希望をもった分、落胆も大きかったのか、クーデターを起こした先輩社員達も全員辞めていきます。

今度は「トップ」の暴走なので、怒りをぶちまける「さらに上の人」もいませんでしたしね。

そんなこんなで現在に至る…という感じです。

今でも、そのタイミングくらいで私も辞めていればよかったなぁ…と思います。

しかし、ちょうど子どもが生まれた頃の話であり、躊躇してしまったんですね。

まぁ、遅かれ早かれ…と思いながら今も過ごしています。

さて、私が新入社員だった頃に話を戻します。「イラ上」がまだバリバリだった時期の話です。

私は体育会系の運動部に所属していたこともあったためか、この「イラ上」の存在にかかわらず、納得いかないことがあっても「Yes」と答えよう…と決めていました。

まだわからないことが多かったですし、色々と「仕事が見える」までは…とね。

従順な社員と思われていたようですし、そのため被害は受けなかったほうです。

とはいえ、不愉快な思いをしたことは数知れず。

私の“めまい”は、イラ上が原因じゃないかとすら思います。

まぁ、「イラ上」がいなかったとしても、「ワン社」がいるので結果は同じだったでしょうがね…苦笑

色々と試した結果、「かかわらない」が最善

具体的な話はあまり書けませんが、何かにつけて機嫌が悪く怒り始めるので、基本的に会社の空気はピリピリとしていました。

このような人間に対して、どのように接するべきか?

途中から「心の病」なんだな…と思ったところで、上司である以上、ある程度の接点を持たざるをえません。

ビクビクしながら過ごすのも面白くないので、色々と試した時期もありましたが…

何をしても徒労だと悟り、最終的には諦めます。

イラ上の気分次第で、他の社員の1日がハッピーか否かが決まるんだな…と。


ただし、まだ勢いのあった私は、仕事で成果を出すことでワン社からも重宝されはじめ、イラ上の攻撃を受けづらくなっていきました。

それでも時折、何かしら”ちょっかい”を出してきましたが、「コイツには何も言われたくない」という気持ちが強かったので、私は日ごろから準備をしていました。

例えば、イラ上の言ったことや指示は、日付と内容をメモしておきます。

そして、後で「〇〇って言わなかったっけ?」とか言ってきた際、わざと手帳を見えるように開いて、「〇月〇日に△△とおっしゃっていたようです」と返します。

そもそも私にしてみれば、そんなちょっかいも「難癖」レベルのものでしたし、淡々と根拠とともに回答し、引き下がらせる…ということを繰り返していました。

ほんとに無駄な労力だったと思いますし、バカバカしかったです…苦笑


そして、その上でとにかくかかわらないようにするだけだと考え、途中から同じ部屋にいても伝達事項はメールで済ませていたほどです。

表向きには、報告事項の記録(備忘録)にしたい…といった理由で。

こんな点も私がいないところでブツブツ言っていたようですが、もう終わったことですし、被害に遭わなかったのでOKです。

本当に色々なことがありましたが、このような人間に対して自身の経験から言えることは…

さらなる上司への相談
②とにかく、かかわらない

…の2点なんですよね。

労務管理がしっかり行われている会社では、もっと方策があるのかもしれません。まぁ、その前に自然淘汰されるのかもしれませんが。

ただ、上記①の「さらなる上司への相談」よく言われる方策ですが、ケースバイケースですよね。

相談できる上司がいれば、誰かがとっくに行っていたでしょうし、変な上司がまかり通っている時点で、結局、信頼できる上司がいないケースが多数でしょう。

先輩社員達が社長に文句を言いにいった際も「自分たちは辞めてOK」という覚悟で行ったはずです。

それまでワン社は、イラ上を褒め称えていましたし。

しかし、団結してクーデターを行ったことで、ここでイラ上の味方をすると社員の大量離脱が発生してしまう…とワン社は天秤にかけたのでしょう。

このクーデター自体は上手く行ったんですけどね…。


で、今も会社に勤めている私が言うのも変ですが、そんな上司がいる会社で、改善の見込みがない場合、結局は転職したほうがハッピーなのかもしれません。

もちろん、転職先でも苦労する可能性はあります。

ただ、何もしないと何も変わりませんし、辞めていった先輩社員達…というか、その後に入って辞めていった社員さんたちも含めて、辞めた後は幸せそうに見えます…笑

まぁ、隣の芝生は青く見える…ということもあるかもしれませんが、本来の業務以外のくだらないことで、日々鬱な活を送っているよりかは…良いのではないでしょうか。

現時点では、そんな思いを持っています。

ということで、今日はそんな経験談まで、失礼いたしました。

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