結構怖いと思う「蜂窩織炎」(ほうかしきえん)について

身体・健康

どうもサマビーです。
私の中ではすっかり忘れていましたが、先日に目にしたニュースから思い出した経験談を書きます。

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蜂窩織炎(ほうかしきえん)とは

先日、大分の警察官の方がフェレットに噛まれて、感染症(蜂窩織炎)を発症し、亡くなったというニュースを見ました。

こんなことで…しかも仕事で…。
まずは、ご冥福をお祈りいたします。

そもそも蜂窩織炎とは、皮膚の表面から黄色ブドウ球菌などが入り、皮膚の内部(皮下)まで感染を起こす病気です。患部は赤く腫れて痛みを伴い、発熱もあります。黄色ブドウ球菌などの菌はどこにでもいるものなので、侵入した菌の量が多かったり、繁殖しやすい状況にあると感染を起こすとのこと。なお、「蜂窩織炎」という名前は、患部がハチの巣に似ていることから名付けられたと言われています。

どこにでもいる菌が原因であり、間が悪ければ、いつでも発症しうる…ということですよね。

そして、このニュースを見た際、それまで忘れていた記憶がふわっと甦りました

10年以上前の話ですが、この蜂窩織炎私の母も発症して、2週間ほど入院したんです。

母は趣味でガーデニングを行っていましたが、虫に刺されたことが原因では…と推測されています。

母は太ももに発症し、かなりの範囲赤みを帯びて腫れあがりました。

「赤み」は、かなり日焼けしちゃったなぁ…ほぼ火傷だよ…という感じの赤みです。

見たときは驚きもあったので、印象が大きくなっているのかもしれませんが…太ももが1.5倍くらい太くなったように、腫れていました。

実際に母も、太ももが腫れてパジャマが履きにくい…と言っていましたね。

お医者さんからは、抗生剤を投与すると2週間くらいで治るとの説明を受け、母は2週間の入院をしました。

その後、母は予定通りに治って退院しましたので、「変な虫に刺されたねぇ…」でその時は終わりましたが…、先日のニュースを見て、怖い病気だったんだな…と。


そして、このことこそ、すっかり忘れていましたが…息子も一度、蜂窩織炎になっています

息子が発症したのは3歳児の頃でした。

ある日、お風呂に入っていて、ふくらはぎの後ろが赤く腫れていることに気がつきます。

何これ?ブヨにでも刺された?…と思いましたが、10㎝×10㎝くらいの範囲で赤みを帯びて腫れていたので、翌日に病院に行かせると…蜂窩織炎であると。

息子の場合は軽傷でしたので、入院することはありませんでしたが、やはり2週間ほど抗生剤を飲むこととなりまして、自然に収まっていきました。

当時の息子の画像

息子が発症した際も「あぁ…母がなったやつだ。少し時間はかかるけど、抗生剤で治るよ」くらいの認識でした。

当時の息子の足の画像です。何かに刺された箇所だと思いますが、水ぶくれのようになっています。そして、その周囲が赤く腫れています。


これらのことは、今回のニュースを見るまで忘れていましたが…結構怖い病気だったんだなと。

特に母の場合、太ももが大きく腫れ上がりましたので、見た目にインパクトがありましたが、お医者さんからは、さほど珍しい病気でもないとも聞いていました。

実際にその後、息子もなりましたし。

とはいえ、蜂窩織炎の状態より、さらに内部に菌が入り込んでしまうと、壊死性筋膜炎という症状が出る可能性もあるそうです。この症状は致死率も高い(30%程度)とのこと…。

ですので、皆さんも何かに刺されのたな…痛痒いな…という「ことはある」と思いますが、赤く腫れている範囲が広い場合、すぐに病院へ行ったほうがよさそうです。

現に母は「なんか虫に刺されたかな…」とか言っているうちに、2週間も入院することになりましたからね。

ちなみに、母はアレルギー持ちではなく、肌も強かったため、それまでは肌が荒れるとか、腫れるといったことがありませんでした。

なので、肌が強いとか弱いとかは、あまり関係ないのかもしれません。

ふと感じたお話まで、失礼いたしました。

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