【一般知識】国会にある「委員会」のお話【基本】

art black and white decoration design一般知識・教養
Photo by Medhat Ayad on Pexels.com

こんにちは、こんばんは。
サマビーです。

今日は2020年9月20日(日)。
4連休の2日目です。

何やら連休初日は、各行楽地が賑わっていたようですね。

高速道路(下り)も渋滞したということで、久々に高速渋滞のニュースを見ました。

さて、先日は新たな総理大臣が誕生したことですし、今日は国会に関する一般知識です。

スポンサーリンク

よく耳にはするけれど ~「委員会」とは?

国会は、みんなの代表者である国会議員が集まって、「法律」などを決めるところです。

決めるのは法律だけではありませんが、法律について言えば、自分たちのルールは自分たちで決めよう!…という趣旨ですね。

法律以外にも、国が使うお金の「予算」について決めたり、内閣総理大臣(首相)を指名したりします。

この辺を覚えているかは別として、小~中学校で習う話でしたよね。

で、国会には衆議院参議院という議会があり、基本的には同じ仕事をします。

基本的には同じ仕事をするのに2つもあるのは、慎重に物事を決めさせよう…という趣旨です。

皆さんの生活にかかわるルールなどを決める場所である以上、丁寧に慎重に…ということです。

ただ、この点について悪く言えば、なかなか決まらない、とも言えます。

で、国会の中には「委員会」というものがあるんですね。

ニュースなどで「本日、衆議院の〇〇委員会において…」なんてフレーズを聞いたことがある人も多いでしょう。

この委員会をわかっているようで、イマイチわかっていない…という大人も多いと思います。

まぁ、知らなくても普段の生活に影響はないのですが…笑

で、この委員会が何のためにあるのかと言えば、様々なテーマについて詳しく調べたり、丁寧に議論をするための場なんですね。

衆議院・参議院の両方に「常任委員会」というものがあり、文部科学委員会、厚生労働委員会、国土交通委員会…などとテーマごとに、それぞれ15つ以上の委員会があります。

国会(衆議院及び参議院)で物事を決めようとしても、なかなか決まりません。

全ての国会議員が、全ての物事に詳しい理解があるわけではありませんし、大人数ですからね。

それこそ私のように、昨日まで家でゲームしかしていなかったような人でも、選挙で選ばれれば国会議員となります。

いきなり「日本の防衛」について決めよう…と言われても、わかりませんよね…笑

なので、各国会議員は様々なテーマの委員会に散って、しっかり勉強・調査しならが活動していくとも言えます。

そして、国会の仕事の中心は「委員会」で行っているとも言えるんですね。

じゃぁ「国会」で何が行われるのか?…という点ですが、委員会で詳しく話し合った議案(テーマ)について、各委員会の委員長から国会で報告されます。

国会では、その点への質疑や討論が行われて、その後、どうするか投票して決める…ということです。

特別委員会もあります

総理大臣や国務大臣以外の国会議員は、全員が上で書いた「常任委員会」に所属しなければなりません。

「常任委員会」はずっと存在している委員会ですが、常任委員会では対応できんわ…という問題が起きた場合に設置されるのが「特別委員会」です。

この特別委員会を設置するかどうかを決めるのは「本会議」であり、はじめから”ある”わけではないんですね。

何かしらの特別委員会を設置しよう!…と決める際に、その特別委員会の名前や目的、人数なども決められます。

どんなケースで設置されるかですが、大きな災害が起こった際や、それこそ憲法改正について話し合おう…といったケースでも設置されます。

まぁ、細かい話は色々とありますが、国会の委員会に関する一般知識として、これくらいを知っていれば、日常では問題ないのではないでしょうか。

ということで、また必要に応じて追加説明は行いますね。

今日は簡単に「国会における委員会」の説明まで、失礼いたしました。

タイトルとURLをコピーしました