間に合わなかったリハビリテーション病院への転院

身体・健康

どうもサマビーです。
連日、父の話を続けていますが、もう少し続けます。

前回の話は、父が4度目の脳梗塞で左半身不随となってしまい、しかも父が転院したいと訴えはじめた…というところまででした。

その様子を見ていた私は、転院を急ごうと思うのですが…。

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もう1つ転院を急ぐ理由がありました

私が転院を急ごうと思った1番の理由は、父が不憫ふびんだったからです。

しかし、もう1つ急がねばならない理由がありました。

父は左半身不随となったため、危ない時期(急性期きゅうせいき)を脱した後、いわゆる「リハビリテーション病院」へ転院すべき状態だったといえます。

「リハビリテーション病院」とは、脳血管障害や骨折などで治療を受けて、病状が安定し始めた頃から、リハビリテーションを行い、低下した能力を獲得するための病院です。

ざっくりと言えば、父のように障害を持ってしまった人などが、できるだけ日常生活に復帰できるよう、トレーニングを行うことを主目的にした病院ですね。

大きな病院では、リハビリテーション科があったりするので、症状が安定したら、自然にそちらの科に移る…という流れになったのでしょう。

しかし、救急で運ばれた病院には、リハビリ施設がありませんでした。


そして、入院した病院からは、何のアナウンスもなかったのですが…

父が転院を望むようになったために調べはじめると、通常のリハビリテーション病院では、脳梗塞を発症後、2か月以内でないと入院できないという縛りがあったのです。


私がそれを知った時点で、発症後1か月は経過していました。

しかも、リハビリテーション病院は順番待ちのところが多く、すぐに入院できるものでもありません。

そこで慌てて、施設が充実していて、かつ、家族が行きやすい位置にある「リハビリテーション病院」を探し始めました。

が、そもそも転院してよい状態なのか、また、勝手に転院手続を始めてよいのかもわからず、まずは病院(先生)に確認を取ることにしました。

しかし、救急病院だったこともあるのか、なかなか先生との面談時間がとってもらえず、しかも、指定された日時に仕事を早退して行ってみれば、救急が入ったので後日に…とダメになったりして…。

そんなことをしている間に、10日間は経過してしまいました。

もう時間がないと思い、近くに住んでいた姉にとにかく毎日病院へ行って、先生の確認を取るよう依頼すると…数日後、その病院内の連係ミスで、とっくに医師から転院OKが出ていたことが判明します。

OKが出ていたのは、父が一般病棟に移った2週間ほど前の時期でした。

こういうこともありますし、「忙しいのかな…」などと遠慮をする必要はないんですよね。

気になることは、どんどん声をかけるべきだったと反省しました。

ソーシャルワーカー(相談員)を活用すべし!

ある程度の規模の病院になると、相談員が設置されていると思います。

もし相談員がいる場合、こちらで勝手に制約をせずに、聞きたいことはどんどん確認すべきだと思いました。

特に「医療ソーシャルワーカー」といった専門の相談員が準備されている病院では、それこそ「この先、どうすればよいんだろう…」といった心配事でも、相談してみてよいのではないでしょうか。

ちなみに、「ソーシャルワーカー」とは、訳すと相談員のことですね。

そもそも医療制度とか、わからないことだらけじゃないですか。

だから、「どうすればよいんだろう?」…ということしか頭に浮かばず、誰に」「そもそも何を」相談すればよいのかも、わからなかったりするんですよね。

例えば、私の場合、
父は高齢にして、半身不随になった。
②母も重い病気で入院中。
③私にも家族がいて、退院した場合、とても付き添いで面倒は見れない。
どうすりゃ、いいの?

もしくは、②で「転院したいと父が言っている」→④「どうすりゃ、いいの?」

…って、率直な気持ちから入ればよいかと。

私の場合、何をどうすればよいのか、全くわからない状態からネットで調べはじめました。

そして、どうも「リハビリテーション病院」というのがあるらしい…ということを知り、そこに転院するのが、良いのかな?…と思う…

…といった流れでしたから。

ちなみに、父が入院していた病院にも「相談員」はいました。

しかし、根本的に「相談員」のことを知らなかったこと、また、知った後でも相談時間が「平日の午後2時~午後4時」の間で、しかも電話対応不可でしたので、相談ができなかったんです。

しかし、病院の連係ミスが発覚したのは、医師とのアポが取れないため、姉が相談員に確認を求めたことがきっかけです。

そんなこんなで、残り時間は限られていましたが、急いでリハビリ病院への転院手続に入ります。

ところが、結論から言うと、父の転院は間に合いませんでした。

少し長くなってしまったので、
この話は、次回に続けさせてください。


なお、この記事のタイトルが「間に合わなかったリハビリテーション病院への転院」なのに…そこを書かないのかい!

…と思われたかた、ご容赦ください…笑

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